ウェステルマン肺吸虫

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ウェステルマン肺吸虫
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 吸虫綱 Trematoda
亜綱 : 二生亜綱 Digenea
: 斜睾吸虫目 Plagiorchiida
亜目 : 住胞吸虫亜目 Troglotremata
上科 : 住胞吸虫上科 Troglotrematoidea
: 肺吸虫科 Paragonimidae
: Paragonimus
: ウェステルマン肺吸虫 Paragonimus westermanii
学名
Paragonimus westetrmanii (Kerbert, 1878) Braun, 1899[1]
和名
ウェステルマン肺吸虫

ウェステルマン肺吸虫(うぇすてるまんはいきゅうちゅう、学名:Paragonimus westetrmanii)とは、肺吸虫科 Paragonimus 属に属する吸虫の1種。

2倍体個体と3倍体個体が存在し、2倍体個体の染色体数は2n=22で両性生殖を行うが、3倍体個体の染色体数は3n=33で単為生殖のみを行う。なお、3倍体個体は別種のベルツ肺吸虫 P. pulmonalis として扱うこともある。虫卵は黄金色の左右不対称、一端は丸みを帯び小蓋を有し他端はやや尖っている。第一中間宿主カワニナ、第二中間宿主は2倍体個体群ではサワガニ、3倍体個体群ではモクズガニ待機宿主イノシシネズミなど、終宿主ヒトイヌネコタヌキキツネイタチテンなど。

ウェステルマン肺吸虫の虫卵は気管、消化を経て糞便とともに排出あるいは喀痰とともに排出される。虫卵は水中で発育してミラシジウムとなり、ミラシジウムは第一中間宿主である貝の体表から侵入し、体内でスポロシストレジアセルカリアへと発育する。第一中間宿主の体内から脱出したセルカリアが第二中間宿主であるカニの関節部の体表から侵入することで体内へ移行し、セルカリアからメタセルカリアへと発育する。終宿主がカニ類を摂取することにより終宿主の小腸へ移行し、小腸で脱嚢、腹壁を穿孔して胸腔をへて肺に移動し、ペアを形成して虫嚢を作る。

脚注[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 今井壯一ほか編 『最新家畜寄生虫病学』 朝倉書店 2007年 ISBN 4254460279