勝者総取り方式
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勝者総取り方式(しょうしゃそうどりほうしき、英:Winner-take-all)とは選挙方法の一つ。
概要[編集]
選挙区で最多得票を得た者が、その選挙区に割り当てられた議席や得点などの全てを獲得する方式。
アメリカ合衆国大統領選挙の一般投票(選挙人選出選挙)における大統領選挙人の州の中でどう配分するかについては連邦法で規定されておらず、選挙人選挙の方式はそれぞれの州に委ねられている。
ネブラスカ州とメーン州では得票数に応じて大統領選挙人を分配する比例割当方式を採用しているが、その2州以外の殆どの州(48州)とコロンビア特別区では過半数を取った者に全大統領選挙人が分配される勝者総取り方式を採用している。
勝者総取り方式を採用する州では過半数を超えるか否かのみが基準となることから、比例配分方式の州の勝敗より大きく注目されやすい。そのため、各陣営は比例割当方式を採用する州よりも勝者総取り方式を採用する州を重視する傾向がある。
大統領選挙においては民主党か共和党のどちらが取るかで激戦となっている「スイング・ステート(激戦州)」が各陣営から戦略的に重視されるが、「スイング・ステート(激戦州)」において比例配分方式ではなく勝者総取り方式を採用していると、よりその傾向が強くなる。
一方で、民主党か共和党のどちらが過半数を取るかはっきりしている「赤い州・青い州」で勝者総取り方式を採用していると、比例配分方式を採用した場合よりも各陣営から戦略的に軽視される傾向が強くなる。
勝者総取り方式を採用すると一般投票の総得票数の多寡と獲得選挙人数の多寡が逆転してしまう事態が発生する可能性がでてくる。
なお、2008年まで共和党におけるアメリカ合衆国大統領予備選挙は全ての州が勝者総取り方式を採用していた。