イーフロンティア
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株式会社イーフロンティア(e frontier, inc.)は、東京都新宿区に本社を持つ、ソフトウェアとコンテンツの開発・販売を行う企業である。3DCGソフトウェアの『Shade』や思考ゲーム『AI』シリーズなどの老舗ブランドを傘下に収めるほか、多数のコンピュータグラフィックスや音楽制作等のクリエイティブツール、ユーティリティ、教材、ゲームソフト等の販売元である。
目次 |
[編集] 概要
- 社長
- 安藤健一
- 企業理念
- “e frontier spirit ~みんなの感動をかたちに~”
- 本社所在地
- 新宿区榎町43-1神楽坂ビル
取扱製品は『Shade』に代表される自社開発製品群と『ウイルスキラー』のような海外製品を日本語化したものや、他ソフト会社製品のダウンロード版をパッケージ化したリパブリッシング製品群がある。また、日本で開発された製品やコンテンツの海外展開も積極的に行っている。
コンピュータ業界や一部顧客の間での通称は「イーフロ」。2010年春ごろまでは、直販オンラインショップは「イーフロストア」、URLも1126(いいふろ).tvになっていた。また、『Shade』のグリッドレンダリングで使われているポート番号も1126番である。
[編集] 歴史
- 1999年
- 7月13日に会社設立。
- 2002年
- 3月に『月刊MACLIFE』を発行していた出版会社ビー・エヌ・エヌの営業権譲渡を受け、ビー・エヌ・エヌ新社を設立。ただし、MACLIFEなどの雑誌類は引き継がなかった。
- 2003年
- 1月に中国上海にe frontier Shanghaiを設立。
- 4月にエクス・ツールスより営業譲渡を受け、『Shade』関連事業の権利を取得。
- 11月に『AQUAZONE(アクアゾーン)』の開発販売を行っているフロンティアグルーヴを完全子会社化。
- 11月に『Poser』の米Curious Labsを完全子会社化。これにより『Shade』と『Poser』間でのデータの完全互換が実現した。
- 2004年
- 3月に『筆王』や『AI』シリーズ、『Ninja』シリーズのアイフォーを完全子会社化。
- 2005年
- 3月に音楽関連製品のカメオインタラクティブおよびスタインバーグ・ジャパンを完全子会社化。
- 5月に子会社のCurious Labsをe frontier America, Inc.へ社名変更。
- 5月に米Eovia社が開発した3DCGソフト『Carrara』の国内販売元として、Carrara 4 日本語版を発売。
- 2006年
- 3月に子会社のカメオインタラクティブが同じく子会社のスタインバーグ・ジャパンを吸収合併。
- 5月に子会社のe frontier Shanghaiを売却。
- 6月に仏Eovia Europe社が保有していた『Amapi』事業部門をグループ内に吸収し、フランス支店を開設[1]。
- 2007年
- 3月に子会社のアイフォーから『筆王』をソースネクストに譲渡。
- 4月に子会社のアイフォー、カメオインタラクティブ、フロンティアグルーヴを、イーフロンティアを存続会社として吸収合併。
- 7月にフランス支店を閉鎖、ビー・エヌ・エヌ新社の全株式をAZホールディングスに譲渡。
- 11月に子会社のe frontier Americaから『Poser』を含むグラフィック関連事業をSmith Micro Softwareに譲渡[2]。
- 2008年
- 8月に『Shade』のファイルフォーマットを改良した建築CAD向け共通ファイルフォーマット『SPEED』を発表[3]。
- 2009年
- 1月に米Mirye Software社から英語版Shadeの全世界販売を開始。
- 7月にiPhoneとiPod touch向け無料アプリケーション『BuyKing』を公開。また、iPodで聴く無料落語番組『いーふろん亭 ぽっど寄席』を開始。
- 8月に『Shade』のCGエンジンを採用した住宅CADシステム、「SuperSoft」IIがスーパーソフトウェア社より発売開始。
- 2010年
- 1月に米Luxology社製『modo』公式代理店業務と米NewTek社製3DCGソフトウェア『LightWave 3D』の販売を開始。これによりAutoDesk社以外の主要な3DCG製品はイーフロンティアから入手可能になった。
- 10月に『3DCG Award 2010』の発表。
- 2011年
- 1月にCES2011にて『Slingbox PRO-HD』の日本国内での販売開始について発表。
いずれの製品、サービス、ブランドや企業もクリエイティブ分野のものであり、ここにもイーフロンティアの方向性が示されていると思われる。
[編集] 子会社と主な製品やサービス
[編集] 子会社
- e frontier America(米国法人)
- 2003年に完全子会社化したCurious Labs. Inc.の社名を2005年に変更した、北米市場への営業拠点。『Poser』の開発拠点でもあり、『Poser』のデータなどの素材のダウンロード販売サイト『コンテンツパラダイス』英語版を運営していたが、2007年に『Poser』を含むグラフィック関連事業をSmith Micro Softwareに譲渡した[4]。
[編集] 吸収された子会社
イーフロンティアに吸収され、製品やサービスが引き継がれた子会社。
- アイフォー
- 主力製品は『筆王』や『ラベル王』、『ホームページNinja』に代表されるユーティリティソフトの『Ninja』シリーズ、世界コンピュータ将棋選手権で毎年優勝争いを繰り広げる思考エンジンを搭載した『AI将棋』など。2007年に『筆王』をソースネクストに譲渡。
- フロンティアグルーヴ
- 『AQUAZONE(アクアゾーン)』の開発と販売、および「洋ゲー」、オンラインゲームのパッケージ版の販売。主にエンターテイメント製品を取り扱っている。
- カメオインタラクティブ
- 取扱製品は楽譜DTPソフトの『Finale』シリーズ、『Finale』シリーズ用楽譜データの『.musicsheet』(ドットミュージックシート)、自動作曲ソフトの『Band-in-a-Box』など。主に音楽関連製品の日本語化と販売、国内電子機器メーカーのハードウェア製品の卸売りを行っている。2006年にグループ会社のスタインバーグ・ジャパンを吸収合併した。旧社名はナニワ楽器。
[編集] 脚注
- ^ イーフロンティア社プレスリリース「CAD機能搭載3次元ソフトAmapi 買収のお知らせ」より出典。
- ^ Smith Micro Software社プレスリリース 'Smith Micro Software Signs Definitive Agreement Acquiring E Frontier's 3D Graphic and Animation Software Solutions' より出典。
- ^ イーフロンティア社プレスリリース「イーフロンティアが技術提供する建築CAD向けファイルフォーマット「SPEED」に関して」より出典。