イート・エム・アンド・スマイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
イート・エム・アンド・スマイル
デイヴィッド・リー・ロススタジオ・アルバム
リリース 1986年7月
ジャンル ヘヴィメタルハードロック
時間 31分08秒
レーベル ワーナー・ブラザーズ・レコード
プロデュース テッド・テンプルマン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(アメリカ[1]
  • 9位(日本[2]
  • 12位(スウェーデン[3]
  • 17位(ノルウェー[4]
  • 28位(イギリス[5]
  • 29位(スイス[6]
  • 50位(ニュージーランド[7]
  • 51位(ドイツ[8]
  • 57位(オランダ[9]
デイヴィッド・リー・ロス 年表
クレイジー・フロム・ザ・ヒート
(1985年)
イート・エム・アンド・スマイル
(1986年)
スカイスクレイパー
(1988年)
テンプレートを表示

イート・エム・アンド・スマイル』(Eat 'Em and Smile)は、デイヴィッド・リー・ロス1986年に発表したスタジオ・アルバム。ソロ名義では初のフルレングス・アルバムに当たる。

解説[編集]

ソロ活動に専念するため1985年にヴァン・ヘイレンを脱退したロスは、スティーヴ・ヴァイ(元フランク・ザッパ・バンド〜アルカトラス)、ビリー・シーン(元タラス)、グレッグ・ビソネットといった技巧派のプレイヤーを集めて、自分のバンドを結成した。「ヤンキー・ローズ」のイントロでは、ヴァイがワウペダルを使用して会話を模した音を出し、「シャイボーイ」では、ヴァイとシーンがタッピング奏法によるフレーズをユニゾンで弾いている。

本作には、新たに書き下ろされた6曲に加えて、ビリー・シーンが率いていたバンド、タラスの楽曲「シャイボーイ」のリメイクと、カヴァー3曲が収録された。「シャイボーイ」はシーンがその後に加入するMr.Bigのライヴにおいても演奏され、その模様はライヴ・アルバム『LIVE』やDVD『BACK TO BUDOKAN』に収録されている。

本作からのシングルは、「ヤンキー・ローズ」(全米16位[1])、「ゴーイン・クレイジー!」(全米66位[1])、ザッツ・ライフ(全米85位[1])の3作がBillboard Hot 100へのチャート・インを果たし、「タバコ・ロード」はビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで10位に達した[1]

本作発表の同年には、全曲をスペイン語詞で歌い直したヴァージョン『Sonrisa Salvaje』もリリースされた[10]

なお、アルバム名を訳すと、「奴らを食って、笑ってやる」となり、これはヴァン・ヘイレンに宛てたメッセージであり、それに対し、ヴァン・ヘイレンも1988年にOU812というアルバムを出している。

収録曲[編集]

特記なき楽曲はデイヴィッド・リー・ロスとスティーヴ・ヴァイの共作。

  1. ヤンキー・ローズ - "Yankee Rose" - 3:47
  2. シャイボーイ - "Shy Boy" (Billy Sheehan) - 3:23
  3. アイム・イージー - "I'm Easy" (Billy Field, Tom Price) - 2:03
  4. レイディース・ナイト・イン・バッファロー? - "Ladies' Nite in Buffalo?" - 4:08
  5. ゴーイン・クレイジー! - "Goin' Crazy!" - 3:21
  6. タバコ・ロード - "Tobacco Road" (John D. Loudermilk) - 2:27
  7. エレファント・ガン - "Elephant Gun" - 2:23
  8. ビッグ・トラブル - "Big Trouble" - 3:56
  9. バンプ・アンド・グラインド - "Bump and Grind" - 2:42
  10. ザッツ・ライフ - "That's Life" (Dean Kay, Kelly Gordon) - 2:29

他メディアでの使用例[編集]

  • ヤンキー・ローズ
  • バンプ・アンド・グラインド
    • 1987年公開のアメリカ映画『レス・ザン・ゼロ』のサウンドトラックで使用された[13]。ただし、同作のサウンドトラック・アルバムには収録されていない。

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]