インド地域航法衛星システム
| Indian Regional Navigational Satellite System | |
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インド地域航法衛星システムのカバー範囲
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| タイプ | 衛星測位システム |
| 利用国 | |
| 精確さ | インド洋では20m以下 インド国内では10m以下 |
| カバー範囲 | インド大陸周辺1500kmから2000km |
| 運用準備 | 2012年-13年 |
| 費用 | 160億インド・ルピー |
インド地域航法衛星システム(インドちいきこうほうえいせいシステム、Indian Regional Navigational Satellite System、IRNSS)は、インド宇宙研究機関が開発した自動の衛星測位システムである[1]。グローバル・ポジショニング・システムへのアクセスが保証されていないことから、独自の衛星測位システムの開発の必要があった。インド地域航法衛星システムは、国民が利用可能なスタンダード・ポジショニング・サービスと軍事用の暗号化された制限サービスの2つのサービスを提供する。
目次 |
開発 [編集]
最初の衛星は、160億インド・ルピー(2億9120万ドル)の費用をかけて開発され[2]、2012年から2013年に打ち上げられる見込みで、2014年頃には全機が揃うことが計画されている[3]。
宇宙部分、地上部分、受信機の全てがインドで製造されることを目標としている。3機の衛星は、インド洋上空の静止軌道に配置される。このシステムの軍事上の重要な応用としてミサイル誘導が挙げられる[4]。
歴史 [編集]
2010年4月の報告書では、2011年末から半年おきに1機ずつ衛星を打ち上げることが計画されていた。これにより、2014年までにIRNSSが最適運用されるようになる[5]。インドは、これの補完として、さらに3機の新しい衛星を打ち上げた[6]。
IRNSS-1はIRNSSの7機の衛星のうち最初のものである。打上げ時の質量は1380kgで、測位ペイロードとC帯通信設備を運用する。名目上の寿命は7年間とされた[7]。
2012年の第2四半期にPSLV-C22で打ち上げられる予定であり、全機が揃うのは2014年との計画が公表されている[7][8]。
概要 [編集]
提案されているシステムは、7機の衛星と地上局から構成される。3機の衛星は、それぞれ東経34度、83度、132度の静止軌道に配置される。静止軌道の遠点は2万4,000km、遠点は250km、軌道傾斜角は29°である。3機のうち2機は東経55度と111度の地点で赤道と交わる[9]。このような配置は、7機の衛星がインドの地上局から連続的に見えることを意味する。衛星のペイロードには、原子時計や測位シグナルを集めるための電子機器もある。
2008年7月15日にモントリオールで開催された国際宇宙空間研究委員会の会合でのA. Bhaskaranarayanaの[1] (PDF)によると、IRNSSのシグナルは、Special Positioning ServiceとPrecision Serviceからなっている。どちらもL5帯(1176.45 MHz)とS帯(2492.08 MHz)を用いる。SPSシグナルは、1MHzの位相偏移変調を受ける。Precision Serviceは、Binary offset carrierを用いる。
測位シグナル自体はS帯(2-4GHz)で伝送され、位相配列アンテナを用いて送信される。衛星の重量は約1,330kgで、太陽電池は1,440Wの電気を生み出す。
システムは、インドの国土全体で10m、インド洋を含みインドの周り約2000kmの範囲で20m以上の精確さで絶対位置を決定することを意図している[10]。
IRNSSの地上局は、衛星の軌道を追跡・評価し、ネットワークのインテグリティを保証しするマスター・コントロール・センター(MCC)と、衛星に指令を送ってその健全性を確認するその他の地上局から構成される。MCCは7機の衛星の位置を評価・予測し、インテグリティを計算し、時計を正確にし、測位ソフトウェアを稼働する。高度に独立なシステムを求めたことから、インドの標準時のインフラもこれにあわせて確立された。
脚注 [編集]
- ^ India to build a constellation of 7 navigation satellites by 2012
- ^ “India to develop its own version of GPS”. Rediff.com. 2010年12月30日閲覧。
- ^ “ISRO Forthcoming Satellite launches”. isro.org. 2011年9月24日閲覧。
- ^ “India Making Strides in Satellite Technology”. Defence News 2012年7月26日閲覧。
- ^ S. Anandan (2010年4月10日). “Launch of first satellite for Indian Regional Navigation Satellite system next year”. Beta.thehindu.com. 2010年12月30日閲覧。
- ^ H. Pathak. “3 Satellites To Be Launched By ISRO”. 2012年11月23日閲覧。
- ^ a b ISRO - Future programme
- ^ ISRO Forthcoming launches
- ^ “First IRNSS satellite by December”. Magazine article. Asian Surveying and Mapping (2009年5月5日). 2009年5月5日閲覧。
- ^ A. Bhaskaranarayana Director SCP/FMO & Scientific Secretary Indian Space Research Organisation - Indian IRNSS and GAGAN (PDF)
出典 [編集]
- ^ SATNAV Industry Meet 2006. ISRO Space India Newsletter. April - September 2006 Issue.
- http://www.rediff.com/news/2007/sep/27gps.htm
- Launch of first satellite for Indian Regional Navigation Satellite system next year The Hindu - Apr 10, 2010