イヌビユ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています詳細
イヌビユ
Amaranthus blitum
Amaranthus blitum
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae
亜科 : Amaranthoideae
: ヒユ属 Amaranthus blitum
: イヌビユ A. blitum
学名
Amaranthus blitum
L.[1]
シノニム
  • Amaranthus ascendens Loisel.
  • Amaranthus lividus L.
英名
purple amaranth、Livid amaranth
亜種
  • A. b. subsp. blitum
  • A. b. subsp. emarginatus
  • A. b. subsp. oleraceus

イヌビユ(犬莧、学名: Amaranthus blitum)はヒユ科ヒユ属一年草果樹園空地道端などで、夏期に生育する雑草。地域によっては、ノビユ、クサケトギ、ヒョー、キチガイ、ヤブドロボウ、オコリ、フシダガ、ヒエ、フユナ、ヨバイグサと呼ばれる。

形態・生態[編集]

草姿は直立もしくは横に広く伸び、草丈は30[2]から60cmに達する。緑色または淡紫色円柱状、無毛で平滑。

幼苗期のは先がへこんだ型で、表は濃緑色、裏は淡紅紫色。成植物の葉は互生で、葉柄をもち、菱形状、先がややへこむ。

増殖は種子により、一株の種子数は10,000から15,000程度。千粒重は300から500mgである。盛夏期では、発芽から約1か月で結実する。

分布[編集]

地中海地方原産で、日本では全国に広がっている。

人間との関わり[編集]

若葉や果実は食べられる[3]

近縁種[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Amaranthus blitum L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年10月31日閲覧。
  2. ^ 本山荻舟 『飲食事典』 平凡社1958年。全国書誌番号:59001337OCLC 10032783
  3. ^ 野に咲く花』 283頁。

参考文献[編集]

  • 岩槻秀明 『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本 : handy & color illustrated book : 収録数550種超!』 秀和システム2006年ISBN 4-7980-1485-0
  • 平野隆久写真 『野に咲く花 : 写真検索』 林弥栄監修、門田裕一改訂版監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2013年、増補改訂新版、282-283頁。ISBN 978-4-635-07019-5
  • 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七編著 『日本帰化植物写真図鑑 : Plant invader 600種』 全国農村教育協会2001年、73頁。ISBN 4-88137-085-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]