イドラ

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イドラ(idola)とは、人間の偏見先入観、誤りなどを帰納法を用いて説いたもの。16世紀の哲学者フランシス・ベーコンによって指摘されたものである。 ラテン語偶像を意味し、アイドル(idol)の語源でもある。 フランシス・ベーコンは、以下の4つのイドラがあると説いた。

  1. 種族のイドラ…感覚における錯覚であり、人類一般に共通してある誤り。
  2. 洞窟のイドラ…狭い洞窟の中から世界を見ているかのように、個人の性癖習慣教育によって生じる誤り。世間知らずの意もあるらしい。
  3. 市場のイドラ…言葉思考に及ぼす影響から生じる偏見。言葉や言語が引き起こす偏見。口コミなどが挙げられる。
  4. 劇場のイドラ…思想家たちの思想学説によって生じる誤り。思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。

この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すとベーコンは考えた。

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