イトマキエイ

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イトマキエイ
Spinetail mobula osaka4.jpg
海遊館の飼育個体
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
亜綱 : 板鰓亜綱 Elasmobranchii
: トビエイ目 Myliobatiformes
: トビエイ科 Myliobatidae
: Mobula
: イトマキエイ M. japonica
学名
Mobula japonica
英名
Devilray

イトマキエイ(糸巻鱏、糸巻鱝、学名Mobula japonica)は、トビエイ目トビエイ科に属するエイの一種。

形態[編集]

全長約3m程で、近似種のオニイトマキエイに比べて、体が幾分小柄で、また、口の脇にある鰭も小さく、全般的にオニイトマキエイよりも体も尾も細く、尾はかなり長い。

尾の付け根部分にエイ特有の毒針があるが、アカエイ類やトビエイ類ほど大きくなく、毒性もそれほどではない。

分布[編集]

暖海性のエイで、日本では、千葉県以南の太平洋一帯に生息する。

生態[編集]

外洋の表層を単独あるいは群れで遊泳する。主なえさはプランクトンで、口を開けて海水ごと吸い込み、口の中のでこしとって食べる。

磯や、珊瑚礁の側にも寄ってきて、小魚たちに体表に付いた寄生虫やゴミなどを食べてもらったりもする。

利用法[編集]

肉は不味いので、あまり食用にはされず、主に肥料や、家畜飼料などに使われるため、乾燥させて使われる。

近縁種[編集]

有名な”マンタ”ことオニイトマキエイと、本種より小さいヒメイトマキエイがおり、いずれも食性も生態も、本種に似ている。

関連項目[編集]