イタリアのための未来と自由

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イタリアの旗 イタリア政党
イタリアのための未来と自由
Associazione Futuro e Libertà per l'Italia(FLI)
成立年月日 2010年7月30日(結成)
2010年10月5日(結党)
代議院議席数
37 / 630   (6%)
(2010年7月31日)
元老院議席数
10 / 315   (3%)
(2010年7月31日)
政治的思想・立場 自由保守主義
リベラリズム
保守主義
国民保守主義(少数派)
公式サイト Associazione Futuro e Libertà per l'Italia
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イタリアのための未来と自由(イタリアのためのみらいとじゆう、イタリア語: Associazione Futuro e Libertà per l'Italia, "FLI")は、イタリア政党

概要[編集]

結党の背景[編集]

2007年シルヴィオ・ベルルスコーニ率いるフォルツァ・イタリア(FI)とジャンフランコ・フィーニ率いる国民同盟(AN)を中心に中道右派の政治グループ「自由の人民」(PdL)を結成。ウンベルト・ボッシ率いる北部同盟(LN)も参画した「自由の人民」は2008年の総選挙で勝利。

ベルルスコーニが首相、フィーニは下院議長、ボッシは連邦改革担当相に就任。2009年にはFIとANは正式に統合し、PdLは政党に移行。

内閣は50%近い支持率を得る一方で、保守穏健派のフィーニは連邦制移民排除を訴えるボッシに譲歩するベルルスコーニとの距離が広がった。 さらにはベルルスコーニのスキャンダルが暴露し、閣僚への不訴追特権を法制化しようとする動きに対してフィーニの不信感は高まり、ベルルスコーニ批判を展開した。

結党[編集]

フィーニ支持派は党内に政治グループ「イタリア世代」を結成し、反ベルルスコーニの動きを先鋭化させた。しかしAN出身の下院議員90人にもかかわらず、実際に参加した下院議員は11人に過ぎなかった。

ベルルスコーニ批判を続けるフィーニの動きを問題視したPdL執行部はフィーニに下院議長辞職を要求。拒否したフィーニに対して2010年7月29日、PdLからの除名を決定した。

除名に反発したイタリア世代の所属議員は党内の反ベルルスコーニ派議員とともPdL会派を離脱し、新会派「イタリアのための未来と自由」を結成。下院議員が37名参画したことでPdLとLNは下院で過半数の議席を失った。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]