イオン湯沢ショッピングセンター

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イオン湯沢ショッピングセンター
ÆON YUZAWA SHOPPING CENTER
イオンスーパーセンター湯沢店 地図
店舗概要
所在地 012-0055
秋田県湯沢市字上荻生田162
座標 北緯39度9分1秒 東経140度28分8秒 / 北緯39.15028度 東経140.46889度 / 39.15028; 140.46889座標: 北緯39度9分1秒 東経140度28分8秒 / 北緯39.15028度 東経140.46889度 / 39.15028; 140.46889
開業日 2008年10月31日
施設所有者 イオンリテール株式会社
施設管理者 イオンスーパーセンター株式会社
敷地面積 84,984 m²
商業施設面積 15,557 m²[1]
店舗数 AEON SUPERCENTERと21の専門店
営業時間 08:00 - 22:00(直営売場)
10:00 - 21:00(専門店街)
10:00 - 21:00(ヤマダ電機)
07:00 - 21:00(ペトラス)
※一部売場・専門店では異なる。
駐車台数 1,400台
※うち障がい者用14台
商圏人口 約70,000人
最寄駅 湯沢駅
最寄IC 湯沢横手道路 / 湯沢IC
外部リンク 公式サイト
ÆON SUPERCENTER
ÆON Retail
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イオン湯沢ショッピングセンター(イオンゆざわショッピングセンター)は、秋田県湯沢市にあるショッピングセンター(SC)である。

核店舗はイオンスーパーセンター

概要[編集]

秋田県道278号雄勝湯沢線秋田県道311号羽後雄勝線沿いにある。最寄駅は湯沢駅だが、市内中心部および駅からは離れている。

湯沢の中心部ではかつて地場資本の協働社湯沢サンエーや湯沢ショッピングデパート大丈[2]、さらには、羽後ジャスコの運営によるジャスコ湯沢店も営業していた。しかし、地場2社は経営破綻。さらにジャスコ湯沢店も閉店した。

ジャスコ湯沢店の閉店後、市内で営業するナショナルチェーンのスーパーマーケットは皆無となったため、市民からは品揃えなどの充実したSCの開店を望む声が上がっていた。

イオン湯沢SCの進出にあたっては、市中心部の4商店街と消費者・地主らが、署名陳情を繰り広げ、2004年12月、市農業振興地域整備促進協議会(会長鈴木俊夫市長)は中心商店街の活性化を図る必要があるとして、イオン側から出された計画地にかかる農地の農振除外申請を却下した。しかし、翌年3月の4町村合併直前の旧湯沢市議会において、SC誘致派の陳情2件を採択し、反対派の陳情2件を不採択とした[2]。これを受け、市農振協は2006年2月に農振除外を決定した。こうした経過をたどり、イオン湯沢SCは開業に至った。

当初計画では、核店舗をマックスバリュにする案もあったが、スーパーセンターでの出店に落ち着いた。なお、直営売場のうち酒類など一部の売場はイオン東北の管轄になっている。

イオングループ以外の特長としては、まちの総合情報交流拠点“まちの駅”でもある「虹こまち」という物産館がテナントに入っていることがあげられる。市の観光物産団体などとの協業により、単なる土産物屋ではなく、いわば市や県のアンテナショップ的な存在となっている。

沿革[編集]

  • 2008年平成20年)
    • 10月5日 - 「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭を開催[3]
    • 10月10日 - 湯沢市とイオンスーパーセンター株式会社にて、災害時における応急生活物資の供給等に関する協定を締結[4]
    • 10月31日 - 「イオン湯沢ショッピングセンター」オープン[5]
    • 11月5日 - 「ペトラス湯沢店」オープン。
  • 2009年(平成21年)
    • 11月頃 - オープン一周年祭とほぼ時期を一緒にして、サービスカウンター・レジ・酒などの売場の位置を大幅に変更した。専門店は、虹こまちが22時まで営業時間が延長された。また、フードコートの業者がファーストフードのピーコック、および同社のうどんなどを扱う福麦亭になった。
    • 11月30日 - 「うさちゃんクリーニング」閉店。跡地は暫定的に休憩所になっている。
  • 2010年(平成22年)2月16日 - 秋田県とイオンスーパーセンター株式会社にて、災害時における生活必需物資の供給に関する協定を締結[6]
  • 2013年(平成25年)7月12日 - 直営靴売場を株式会社ジーフットに移管。「グリーンボックスSUC湯沢店」としてオープン。
  • 2020年令和2年)
  • 2022年(令和4年)11月1日 - メガペトロ株式会社が「ペトラス湯沢店」を三国商事株式会社に営業譲渡。「apollostationセルフイオン湯沢SS」としてリニューアルオープン。
  • 2023年(令和5年)10月15日 - 「ASBEE Fam湯沢店」および「天ぷら和食処四六時中湯沢店[8]」が閉店。

フロアとテナント[編集]

フロア概要[編集]

核店舗のイオンスーパーセンター湯沢店と21の専門店で構成される。ホームセンター部門はイオングループのサンデーが運営している。

主なテナント[編集]

フード

ファッション・グッズ

サービス・エンターテイメント

  • アイサポ(スマホ修理・アクセサリー販売)
  • ペッピーキッズクラブ(子供向け英語教室)
  • リスチャイルド(アミューズメント)

別棟[編集]

  • ヤマダ電機テックランドNew湯沢店(家電)
  • サロン・ド・シェスタ(美容・エステ)
  • apollostationセルフイオン湯沢SS(ガソリンスタンド)

※テナント情報は2023年11月時点

出店テナント全店の一覧詳細情報や営業時間およびATMを設置している金融機関の詳細は公式サイトを参照。

アクセス[編集]

自動車
路線バス

羽後交通:山田線 イオン湯沢SC停留所(入口の前)

  • 湯沢営業所(湯沢駅から徒歩約10分) - 雄勝中央病院または切畑または石塚行き
鉄道

脚注[編集]

  1. ^ 2020年度末都道府県・市町村別SC一覧” (PDF). 日本ショッピングセンター協会. 2022年5月13日閲覧。
  2. ^ a b 「イオン湯沢SC 31日オープン 山田地区」『毎日新聞』秋田版 2008年10月28日
  3. ^ 「イオン湯沢SC オープン控え8500本記念植樹」『秋田魁新報』2008年10月8日付
  4. ^ 『湯沢市地域防災計画 資料編』湯沢市、令和5年2月、p.114。
  5. ^ 「イオン湯沢SCオープン 地元特産専門店も入居」『秋田魁新報』2008年11月1日付
  6. ^ 『秋田県地域防災計画(資料編)』秋田県防災会議、令和5年4月修正、pp.445-449。
  7. ^ “4/1(水)全国の「イオン」直営全売り場でレジ袋の無料配布終了”. イオン株式会社、イオンリテール株式会社. (2020年2月28日). https://www.aeonretail.jp/pdf/200228R_4.pdf 
  8. ^ 「閉店のお知らせ」株式会社イオンイーハート、2023年11月1日。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]