イオンモール東浦

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イオンモール東浦
ÆON MALL HIGASHIURA
地図
地図
店舗概要
所在地 470-2102[1]
愛知県知多郡東浦町大字緒川字申新田二区67-8[1]
座標 北緯34度58分44.1秒 東経136度58分26.8秒 / 北緯34.978917度 東経136.974111度 / 34.978917; 136.974111 (イオンモール東浦)座標: 北緯34度58分44.1秒 東経136度58分26.8秒 / 北緯34.978917度 東経136.974111度 / 34.978917; 136.974111 (イオンモール東浦)
開業日 2001年平成13年)7月24日[3][4]
施設所有者 日本都市ファンド投資法人[6]
三菱UFJ信託銀行株式会社[1][7]
施設管理者 イオンモール株式会社[6]
株式会社ザイマックス
敷地面積 約144,000 m2[11]
延床面積 約77,826m2[1]

約158,000[11]
商業施設面積 約56,334m2[3]
*店舗面積約46,644[1][9][12]
中核店舗 ジャスコ東浦店[1]

イオン東浦店

イオンスタイル東浦
店舗数 173[8]
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 約4,000台[9]

約4,500台[10]

約4,600台[11]
前身 イオン東浦ショッピングセンター[5]
商圏人口 667,065人(227,881世帯)[2]
最寄駅 緒川駅(徒歩5分)[2]
最寄IC 東浦知多インターチェンジ
外部リンク 公式サイト
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TOHOシネマズ東浦

イオンモール東浦(イオンモールひがしうら)は、愛知県知多郡東浦町大字緒川に立地する大型ショッピングセンターである[1]

概要[編集]

東浦町が進めていた緒川駅土地区画整理事業における核となる商業施設として、イオンモールをデベロッパーに据え[2]、2001年(平成13年)7月24日に「イオン東浦ショッピングセンター」として開業した[3][4]

当施設を含めた郊外型の商業施設が知多半島に立地したため、従来の知多半島の主要な商業地であった知多半田駅周辺に大きな影響を与えたとされている[9]

建物については、三菱商事UBSと設立した不動産投資信託イオングループの物件を多数保有する日本リテールファンド投資法人[13] が所有している[6]

開業時点では商業施設面積約56,334m2[3] のうち店舗面積が約46,644m2[1][9]、約4,000台収容の駐車場を併設していた[9]

2007年(平成19年)8月21日に、運営会社のイオンモールとダイヤモンドシティが合併したことに伴い[14]、同年9月22日に「イオンモール東浦」に名称を変更した[5]

2009年(平成21年)時点では「ジャスコ東浦店(現・イオンスタイル東浦)」や「メガマート東浦店」、スポーツオーソリティといったイオングループの大型店の他に、トイザらスも出店するなど大型店が複数出店する形となっていた[1]

また、シネマコンプレックスも併設されていた[9]

駐車場は無料駐車場。2008年(平成20年)2月17日には北西に隣接して約800台収容の立体駐車場棟(2階 - 4階、屋上階)が開設され、当施設全体の駐車台数は約4,500台に拡大した[10]

この立体駐車場棟を改装してイオンモールとしては初となる結婚式場のほかブライダル関連の専門店などを入居させ[15]、2010年(平成22年)3月14日には「エンジョイライフ館」として新装開業した[16]。現在は平面駐車場、ピロティ駐車場、3階駐車場、屋上駐車場がある。

2011年(平成23年)3月1日、イオングループの総合スーパー店名統一に伴ない[1]、本施設の核店舗「ジャスコ東浦店」も「イオン東浦店」へ改称した[17]

2019年(平成31年)3月21日に既存棟のテナントの入れ替え等の改装が完了しリニューアルオープンした。さらに同年の4月19日には、本館店舗東側に立地する平面駐車場の一部を活用し、増床棟がグランドオープンした。また、イオン側の平面駐車場はピロティ駐車場へとリニューアルした。

歴史[編集]

主なテナント[編集]

イオンスタイル東浦(当時はジャスコ、後にイオン)

「イオンスタイル(旧・ジャスコ東浦店→イオン東浦店)東浦」や「メガマート東浦店(現:キッズ共和国→キッズリパブリック)」、スポーツオーソリティなどといったイオングループの大型店の他に、トイザらスも出店するなど大型店が複数出店する形となっていた[1]

専門店街のモールの長さは約160mである[2]

2010年(平成22年)3月14日には立体駐車場棟の一部が「エンジョイライフ館」として新装開業し[16]、イオンモールとしては初となる結婚式場のほかブライダル関連の専門店などが入居した[15]

モール専門店街の出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップガイド」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「営業時間・サービス案内」を参照。

TOHOシネマズ東浦[編集]

2階にあり、9スクリーン/1,786席(車椅子15席)を有するTOHOシネマズ株式会社が経営・運営するシネマコンプレックス

  • 2001年(平成13年)7月20日 - 中部興行の運営・経営による『イオン東浦東宝シネマ9』として開館。
  • 2002年(平成14年)3月1日 - 中部東宝へ運営・経営を移管。
  • 2005年(平成17年)2月25日 - 『TOHOシネマズ東浦』に改称[19]
  • 2008年(平成20年)3月1日 - TOHOシネマズに運営・経営を移管。

交通アクセス[編集]

路線バス[編集]

最寄りのイオン東浦停留所には東浦町運行バス「う・ら・ら」と、JRバス関東JR東海バスにより運行される高速バス知多シーガル号」(東京駅 - 知多半田線)が発着する。このほか緒川駅前からは東浦町運行バスのほか、知多乗合(知多バス)の知立駅刈谷駅 - 中部国際空港線が発着する。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2009年版』 東洋経済新報社、2009年。
  2. ^ a b c d 『「イオン東浦ショッピングセンター」オープン!』 イオンモール、2001年7月24日 。
  3. ^ a b c d e 小島健輔 『SCの明暗を分ける要件・・・イオンSCと他量販店系SCの差』 商業界 2001年10月号 (商業界)
  4. ^ a b c “イオンモール12番目のSC イオン東浦ショッピングセンター七月二十四日(火)オープン 愛知県知多郡東浦町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年8月9日)
  5. ^ a b c 『“新生”イオンモール誕生祭』 イオンモール、2007年9月19日 。
  6. ^ a b c 『特集:SC(ショッピングセンター)ほど儲かるビジネスはない!』 週刊東洋経済2005年9月3日号 (東洋経済新報社) (2005年8月29日)
  7. ^ 平成24年度大規模小売店舗立地法法第6条第2項(変更)届出の概要【2012年6月末】 (PDF) - 経済産業省 2012年8月23日閲覧
  8. ^ ショップリスト”. 2020年6月12日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 藤田佳久 田林明 編 『日本の地誌 中部圈』 朝倉書店、2007年4月25日。ISBN 978-4-254-16767-2
  10. ^ a b c “イオンモール東浦が4500台駐車可能に”. 中部経済新聞(中部経済新聞社). (2008年2月15日)
  11. ^ a b c イオンモール東浦 モール概要”. イオンモール. 2014年9月1日閲覧。
  12. ^ 商務情報政策局平成12年度 大規模小売店舗立地法 法第5条第1項(新設)届出の概要  【2015年4月末】 (PDF)』(レポート)、2015年6月1日。
  13. ^ 『日経会社情報 2006 春号』 日本経済新聞社、2006年3月。ISBN 978-4532250799
  14. ^ “イオン、大型SCで中国進出に本腰 開発会社合併効果を発揮”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2007年8月22日)
  15. ^ a b “イオンモール東浦、立体駐車場棟をリニューアル”. 建通新聞 (建通新聞社). (2009年12月21日)
  16. ^ a b c “イオンモール東浦 エンジョイライフ館”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2010年3月18日)
  17. ^ “総合スーパー名「イオン」に統一、ジャスコ、サティの屋号消滅”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2011年3月2日)
  18. ^ 『チケット斡旋』 共済会ニュース 2009年7月号 2009年8月号 (岡崎幸田勤労者共済会)
  19. ^ 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月、264頁。 

外部リンク[編集]