イオン佐世保ショッピングセンター
イオン佐世保ショッピングセンター ÆON SASEBO SHOPPING CENTER | |
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イオン佐世保店 四ヶ町商店街側入口 (2014年4月29日撮影) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒857-0806 長崎県佐世保市島瀬町10番9号 |
座標 | 北緯33度10分16.2秒 東経129度43分13.8秒 / 北緯33.171167度 東経129.720500度座標: 北緯33度10分16.2秒 東経129度43分13.8秒 / 北緯33.171167度 東経129.720500度 |
開業日 | 1974年(昭和49年)6月20日 |
閉業日 | 2022年(令和4年)2月28日 |
施設所有者 |
イオン九州株式会社 イオンリテール株式会社[1] |
施設管理者 | イオン九州株式会社 |
商業施設面積 | 約15,000 m2 |
中核店舗 | イオン佐世保店 |
店舗数 | ÆONと16の専門店 |
営業時間 | 9:00 - 20:00 |
最寄駅 | 松浦鉄道西九州線 佐世保中央駅 |
最寄IC | 西九州道:佐世保中央IC |
ÆON KYUSHU |
イオン佐世保ショッピングセンター(イオンさせぼショッピングセンター)は、長崎県佐世保市にあったイオン九州のショッピングセンター。九州地方におけるジャスコの1号店であった。
概要[編集]
1974年(昭和49年)6月20日に、当時の福岡ジャスコ(現在のイオン九州)が「ジャスコ」ブランドとしての新規店舗1号店としてジャスコ佐世保店を開店したのが始まりである。
イオン佐世保店を核に16の専門店が並ぶ。また、当店は四ヶ町商店街アーケード内の一角に立地し、地上8階・地下1階というペンシルビルスタイルの高層階の店舗である。現在、駐車場がなく、市街地に立地する高層階の店舗での新規出店は行われていないため、大変珍しいスタイルの店舗となっていた。また、アーケード内に立地している関係で、屋上にある「ÆON」のサイン看板はアーケードの外に出ないと見ることができないため、建物正面の両端2か所にサイン看板風の「ÆON」の看板が掲げられていた。屋上のサイン看板については、2016年(平成28年)12月頃に撤去されている。
また、松浦鉄道西九州線が第三セクター鉄道に転換された後に当店や四ヶ町商店街の最寄位置に佐世保中央駅を開業。このため、当店の4階には連絡通路が設けられており、営業時間中(初売りの開店直後を除く)であれば、佐世保中央駅・佐世保共済病院と行き来することができた。2015年(平成27年)に連絡通路内に調剤薬局が新たにオープンした。
2011年(平成23年)3月1日に店舗名称を「イオン佐世保店」に変更し、SC全体の名称として「イオン佐世保ショッピングセンター」が新たに与えられた。看板類は店舗ブランド変更に先駆け、同年2月下旬に看板類(店舗正面入口・建物両端・アーケード上にある共通看板)や地下売場入口近くにある店舗案内の外枠一番上(店舗案内のロゴは3代目のものではなく、ゴシック体だった2代目のもの)に掲げられていた「JUSCO」が「ÆON」に置き換わり、屋上のサイン看板も同年2月27日に「ÆON」への模様替えを完了した[注 1]。
また、当店では四ヶ町・三ヶ町で行われている佐世保初売りの慣例に倣い、2015年(平成27年)までは他の「イオン」と異なり、元日は休業、翌1月2日は営業開始時刻を通常時よりも繰り上げて早朝営業(同時に営業終了時刻も繰り上げる特別営業体制)を実施してきたが、2016年(平成28年)以降は他の「イオン」同様に元日営業を実施するようになった。1月2日の早朝営業については2016年(平成28年)まで継続された[2]が、2017年(平成29年)は営業開始時刻を1時間繰り上げるのみ(営業終了時刻は通常どおり)となり[3]、初売り時の早朝営業も実施されなくなった。
閉店時点では九州地区において旧来からのイオングループの店舗としては最古であり、2021年(令和3年)9月30日にイオン東山二条店(京都府京都市左京区、1968年(昭和43年)6月26日開業)が閉店してからは全国の旧ジャスコ店舗でも現存最古の店舗となっていたが[4][注 2]、建物の老朽化を理由に2022年(令和4年)2月28日に通算48年の営業を終えて閉店した。
跡地については佐世保市の不動産会社、ランドアークが取得し、2025年(令和7年)春までに高層マンションを建設することが予定されている。また、その1階にイオン九州が出店することも計画されている[5]。
主なテナント[編集]
核テナント[編集]
- イオン佐世保店
※ フロア構成は地上8階・地下1階の構成である。
主な専門店[編集]
閉店後の対応[編集]
閉店を事前に店頭で告知した後に利用客から多くの要望や意見が寄せられたこと、また、当SCの向かい側で営業しているファッションビル「アルバ西沢」を運営する西沢本店から"四ヶ町商店街からイオンの灯を消さないように"の申し出があったことを受け、イオン九州は閉店の直前となる同年2月24日に「アルバ西沢」の2階に出店することを発表[6]。同年4月29日に「イオン佐世保四ヶ町店」としてオープンした。同店は利用客からの要望を受け、衣料品(婦人紳士のカジュアル衣料・スポーツウェア・肌着・靴下・ナイトウェア)、ペットフード(ペット用品を含む)、日用雑貨品(ヘアケア用品・衛生用品を含む)に特化した食料品非取扱の小型店舗形態での出店となる[7]。
また、専門店のうち、1階に出店していた「ほけんの110番」と4階に出店していた日本調剤 佐世保中央薬局は四ヶ町商店街内で空き店舗となっていた近隣の場所へ移転し、2022年(令和4年)3月に単独店舗(路面店)として順次再開業している。そのほか、ハニーズはイオン大塔ショッピングセンター、ラフィネはえきマチ1丁目佐世保、スペースタイム25はさせぼ五番街の「楽市楽座」がそれぞれ最寄り店舗となり、閉店後の問い合わせ対応を担っている。
なお、ハニーズと共にイオン大塔ショッピングセンターが最寄り店舗となっていたお茶の山口園については、イオン佐世保店の閉店から約3ヶ月半後の2022年(令和4年)6月17日に破産手続き開始決定を受け、イオン大塔SC店を含む全ての直営店が閉鎖された[8]。
DAISOは佐世保大和店が閉店後の最寄り店舗となっていたが、2023年(令和5年)8月5日にイオン同様にアルバ西沢の2階に佐世保アルバ西沢店がオープンされたことで、約1年半ぶりに四ヶ町商店街へ再出店されることとなった。
交通アクセス[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
高速道路[編集]
周辺施設[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 平成24年度大規模小売店舗立地法法第6条第2項(変更)届出の概要【2012年6月末】 - 経済産業省 2012年8月10日閲覧
- ^ “イオン・イオンスーパーセンター 年末年始営業のお知らせ” (PDF). イオン九州株式会社. 2015年12月31日閲覧。
- ^ “イオン・イオンスタイル・イオンスーパーセンター 年末年始営業時間” (PDF). イオン九州株式会社. 2017年1月3日閲覧。
- ^ “西友とイオン「東西スーパーの歴史的な店」が閉店した深いわけ”. bizSPA!フレッシュ: p. 2. (2021年12月1日) 2022年5月24日閲覧。
- ^ 「イオン閉店、玉屋は再開発へ… 佐世保中心部の商店街 転換期の“空白期間”に懸念の声」『長崎新聞』。2022年2月18日閲覧。
- ^ 『させぼ四ヶ町商店街への出店について』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2022年2月24日 。2022年4月12日閲覧。
- ^ 『イオン佐世保四ヶ町店 4月29日(金・祝)オープン! させぼ四ヶ町商店街 アルバ西沢2階』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2022年4月11日 。2022年4月21日閲覧。
- ^ 「お茶の山口園」など2社破産へ 負債29億円超、手続き開始決定 長崎新聞 2022年7月4日閲覧