イオンデトックス

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イオンデトックスとは、デトックスという健康法のひとつで、主に足湯(フットバス)を用いることで毒素を足の裏から排出すると言われているものである。足湯デトックスデトックス足湯あるいはデトックスフットバスなどとも呼ばれる。

これらは、足の裏から出る毒素がフットバス内のミネラル水と電気分解(電気によるマイナスイオン)に反応して水の色が変化するとされ、その色から体内の主な毒素や健康状態を推察することが出来るとしている。20分~30分の足湯で水の色の変化という視覚的な効果が得られ、2005年頃からこの健康法による方法が日本で知られることとなった。

[編集] 方法と問題点

イオンデトックスを行うと水が茶色に変わるとされるものがある(基本とされる仕組みで実施)

イオンデトックスの方法は、水に塩を入れ、電圧をかける塩化ナトリウム水溶液の電気分解に大変類似している。

塩化ナトリウム水溶液の電気分解
陽極: \rm 2Cl^-\longrightarrow Cl_2 + 2e^-
陰極: \rm 2H_2O + 2e^- \longrightarrow H_2 + 2OH^-

つまり、同じ方法で行うイオンデトックスにおいても、陽極からは塩素が発生し、陰極からはヒドロキシ基が発生することになる。塩素酸化還元反応を起こしやすく皮膚に対して有害である。ヒドロキシ基アルカリ性であるからこれも皮膚を侵食するものである。

また、イオンデトックスに使用される水はミネラル水または水道水であり、加えられる塩は食塩また岩塩等である。これらは、マグネシウムカルシウム、といった不純物を含んでいる。 これら不純物の存在がある中では、陰極から発生したヒドロキシ基により、赤褐色の水酸化鉄(III)や緑色の水酸化鉄(II)が発生する。水酸化マンガン水酸化カルシウムは白色沈殿となる。沈殿は非常に細かいため、最初は油脂のように浮いたような状態にみえることもある。 そのためイオンデトックスは、実は足を入れなくても健康状態に関係なく、水の色は変化するものであり、疑似科学に分類される。

また、不純物による水の色の変化は、すでにTDS電気分解テストとして、水道水などの水質調査に利用されている。TDSは: Total dissolved solidsの略。

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