エール (応援)
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エール(yell)は、応援団や応援する者が応援される者へ発する声のことで、応援手法の一つである。
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[編集] 概要
応援一般に用いられる用語であるが、主にスポーツ応援において贔屓のチームや選手に対して送られる応援を指す。
さらに、本来エール送る贔屓チーム・集団・個人の相手(相手チームやライバル)やその相手を応援している組織(例えば相手の応援団)との間で、互いにエールを送りあう儀式的なものをエール交換と呼ぶ。
[編集] エール交換
以下、主に野球競技の応援で行われるエール交換について詳述する。
一般にスポーツは相手よりも多くの得点を奪ったり、相手を倒したりすることを目的とすることから、ファンが相手をたたえることは自然的な行為としてはまれであるが、いわゆるスポーツマンシップにより、自チーム及びその選手と同じだけの健闘を祈り、また健闘を称えるために、試合前後に応援団により行われるのがエール交換である。
大学野球や社会人野球では、一般に試合前の応援団の行動は次のように行われる。
- 応援団挨拶
- 校歌(応援歌、社歌)斉唱
- 自チームへのエール
- 相手チームへのエール(先攻チームが後攻チームに対して行い、続いて後攻チームが先攻チームに対して行うのが一般的だが、リーグ等によっては、一塁(三塁)側が先に行うことが暗黙の了解とされている場合がある)
また、試合後の応援団の行動は次のように行われる。
- 校歌(応援歌、社歌)斉唱
- 自チームへのエール
- 相手チームへのエール(この場合、勝者から敗者への応援が最初に行われ、次に敗者から勝者への応援が行われる)
一般にエールは「フレー、フレー、○○」の繰り返しで行われる。社会人野球では一般に「○○」の部分は相手社名が入るが、都市対抗野球及びその予選は都市名が入る。
[編集] 「フレー」の起源・由来
諸説あり確定してはいない。以下に諸説各論を紹介。
- 英語hurrahの別綴hurrayに由来。hurrah(フラー)は「万歳!」とか「よくやったぞ!」とかいう激励や歓喜のかけ声。さらに英語と同様のラテン語からの派生した言語系に語源を辿ると、オランダ語のhoera、ゲルマン語のhurreまたはhurraなどに源流の痕跡が見られる。
- 旗を振れのふれという説。
- 明治時代、一高の運動部の試合について応援団が「奮え、奮え」と声をかけたのが始まり。
- ※:前述の通り、諸説があって確定してはいないが、ホルモン焼きの語源としての「放るもん」の例に見られるように、日本には言葉遊び的な言語感覚で他言語を自言語として取り入れてしまう部分が強く、「フレー」の場合も、
- 明治時代に外国語を学んだ当時の旧制一高生などが、英語のhurrah(フラー)などがヒントになり、それと「振るえ」や「振れ」の音感が良く似ているので、運動会の声援で用いるのにちょうど良いというような合わせ技的な発想で取り入れた。
- あくまで英語のhurrah(フラー)が由来であるが、後日どこかのだれかがこじつけで理由を考えた。
- 上記の逆で、「振るえ」や「振れ」だったのに、後日にもっともらしい理由として英語のhurrah(フラー)を探し出してこじつけた。
- のいずれか辺りが実態なのではないかと推測される。
[編集] 特殊な形態
- 一般的には「フレー」を用いる形態であるが、「フレー」を一切使わないエールを用いている応援団組織もある。
- 通常は「フレー、フレー、○○」(○○の部分はエールを送る対象名)をゆっくり長く叫ぶ例が圧倒的に多いが、ごく一部にはそれに反するかのように、スローパターンでの「フレー」1回~2回を言う間に「フレフレ○○、フレフレ○○ー」(最後尾のみ伸ばす)を言い切ってしまう早いパターンもある。
- 岩手県の高等学校の一部(岩手県立盛岡第一高等学校など)にみられる

