イェーツ郡 (ニューヨーク州)

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ニューヨーク州イェーツ郡
イェーツ郡の位置を示したニューヨーク州の地図
郡のニューヨーク州内の位置
ニューヨーク州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1823年2月5日
郡庁所在地 ペンヤン
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

974 km2 (376 mi2)
875 km2 (338 mi2)
98 km2 (38 mi2), 9.99%
人口
 - (2010年)
 - 密度

25,348人
28.9人/km2 (75人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.yatescounty.org

イェーツ郡: Yates County)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州の西部に位置するである。2010年国勢調査での人口は25,348人であり、2000年の24,621 人から3.0%増加した[1]郡庁所在地ペンヤン村(人口5,159人[2])であり、同郡で人口最大の自治体でもある。郡名はイェーツ郡創設の法案に署名したニューヨーク州知事ジョセフ・C・イェーツに因んで名付けられた。

イェーツ郡は2013年に公式にロチェスター大都市圏に加えられた。

歴史[編集]

1683年にニューヨーク植民地で郡が作られたとき、現在のイェーツ郡地域はオールバニ郡に属していた。これは巨大な郡であり、ニューヨーク州北部とバーモント州の全てを含んでおり、さらに理論的には西の太平洋岸まで広がっていた。1766年7月3日に、カンバーランド郡を分離し、1770年3月16日にグロスター郡を分離したが、どちらも現在はバーモント州に含まれている。

1772年3月12日、オールバニ郡の残りが3つに分割され、1つはオールバニ郡の名前で残った。1つは西部に作られたトライアン郡だった。トライアン郡の東部境界は現在のスケネクタディ市の西約5マイル (8 km) にあり、アディロンダック山地の西側と、デラウェア川西支流より西の領域を含んでいた。トライオン郡に指定された地域には現在のニューヨーク州37郡が入っている。ニューヨーク植民地総督のウィリアム・トライアンに因んで名付けられた。

1776年に先立つ年に、トライアン郡のロイヤリストは大半がカナダに逃亡した。1784年、アメリカ独立戦争を終わらせた条約締結に続いて、トライアン郡はモンゴメリー郡に改名された。これは独立戦争時の将軍リチャード・モントゴメリーに因む命名だった。モントゴメリーはカナダで数か所を占領した後、ケベック市攻略中に戦死した。憎まれたイギリスの総督に代わる命名だった。

1789年1月27日、当時10,480平方マイル (27,140 km2) あったモンゴメリー郡から、オンタリオ郡が分離した。このときのオンタリオ郡は現在の領域よりもかなり広かった。現在のアリゲイニー郡カタラウガス郡シャトークア郡エリー郡ジェネシー郡モンロー郡ナイアガラ郡オーリンズ郡スチューベン郡ワイオミング郡イェーツ郡の全体と、スカイラー郡ウェイン郡の一部が含まれていた。

1796年3月18日、オンタリオ郡からスチューベン郡設立のために1,800平方マイル (4,700 km2) が分離した。

1801年4月3日、オンタリオ郡はカユガ郡と領域を交換し、実質的に190平方マイル (490 km2) を減らした。

1802年3月30日、オンタリオ郡からジェネシー郡が分離し、6,540平方マイル (16,940 km2) を減らした。この時のジェネシー郡には、現在のアリゲイニー郡、カタラウガス郡、シャトークア郡、エリー郡、ナイアガラ郡、オーリンズ郡、ワイオミング郡の全体と、リビングストン郡、モンロー郡の一部が含まれていた。

1821年、リビングストン郡とモンロー郡がジェネシー郡とオンタリオ郡の一部を合わせて設立された。

1823年2月5日、イェーツ郡がオンタリオ郡から310平方マイル (800 km2) を分離して設立された。その領域にはバインバレー、ミドルセックス、ペンヤン、ドレスデンの町が含まれていた[3]

1826年1月1日、スチューベン郡の一部60平方マイル (160 km2) を分離して、イェーツ郡に付加された。その領域にはスターキー、ダンディ、レイクモントの町が含まれた[4]

1828年4月15日、イェーツ郡から10平方マイル (26 km2) を分離し、セネカ郡とトンプキンス郡に渡された。その大半は森林だった[5]

1860年3月17日、オンタリオ郡がイェーツ郡からの土地譲渡を承認されたが、実行されることは無かった[6]。 . 1946年4月18日、スカイラー郡とセネカ郡から10平方マイル (26 km2) を取得し、現在の領域が確定した[7]

地理[編集]

イェーツ郡はニューヨーク州西部にあり、イサカ市の北西、ロチェスター市の南東に位置している。フィンガーレイクス地域に入っている。アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は376平方マイル (970 km2)であり、このうち陸地338平方マイル (880 km2)、水域は38平方マイル (98 km2)で水域率は9.99%である[8]

交通[編集]

空港[編集]

  • ペンヤン空港 (PEO)、郡内の主要空港、ペンヤン南の丘陵にある

主要高規格道路[編集]

  • NY-14.svg ニューヨーク州道14号線
  • NY-14A.svg ニューヨーク州道14A号線
  • NY-54.svg ニューヨーク州道54号線
  • NY-54A.svg ニューヨーク州道54A号線
  • NY-245.svg ニューヨーク州道245号線
  • NY-364.svg ニューヨーク州道364号線

隣接する郡[編集]

人口動態[編集]

人口推移
年度 人口
1830 19,009
1840 20,444 7.5%
1850 20,590 0.7%
1860 20,290 −1.5%
1870 19,595 −3.4%
1880 21,087 7.6%
1890 21,001 −0.4%
1900 20,318 −3.3%
1910 18,642 −8.2%
1920 16,641 −10.7%
1930 16,848 1.2%
1940 16,381 −2.8%
1950 17,615 7.5%
1960 18,614 5.7%
1970 19,831 6.5%
1980 21,459 8.2%
1990 22,810 6.3%
2000 24,621 7.9%
2010 25,348 3.0%
[9][10][11]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 24,621 人
  • 世帯数: 9,029 世帯
  • 家族数: 6,284 家族
  • 人口密度: 28人/km2(73人/mi2
  • 住居数: 12,064 軒
  • 住居密度: 14軒/km2(36軒/mi2

人種別人口構成

先祖による構成[12]

  • イギリス系:21.3%
  • ドイツ系:16.5%
  • アイルランド系:11.4%
  • アメリカ人:10.7%
  • デンマーク系:5.3%
  • イタリア系:5.3%

言語による構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 26.7%
  • 18-24歳: 9.3%
  • 25-44歳: 24.7%
  • 45-64歳: 23.9%
  • 65歳以上: 15.5%
  • 年齢の中央値: 38歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 95.3
    • 18歳以上: 91.3

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 31.5%
  • 結婚・同居している夫婦: 56.0%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 9.4%
  • 非家族世帯: 30.4%
  • 単身世帯: 24.6%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.6%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.59人
    • 家族: 3.08人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 34,640米ドル
    • 家族: 40,681米ドル
    • 性別
      • 男性: 29,671米ドル
      • 女性: 21,566米ドル
  • 人口1人あたり収入: 16,781米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 13.1%
    • 対家族数: 8.9%
    • 18歳未満: 20.9%
    • 65歳以上: 7.1%

町と村[編集]

[編集]

  • バーリントン
  • ベントン
  • イタリー
  • ジェルサレム
  • ミドルセックス
  • ミロ
  • ポッター
  • スターキー
  • トーリー

村とハムレット[編集]

  • ベローナ(ハムレット)
  • ブランチポート(ハムレット)
  • ドレスデン村
  • グレノラ(ハムレット)
  • ダンディ村
  • レイクモント(ハムレット)
  • ペンヤン村 - 郡庁所在地
  • ラッシュビル村

教育[編集]

  • ケウカ・カレッジ

脚注[編集]

  1. ^ Quickfacts.census.gov - Yates County - accessed 2011-12-06.
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Penn Yan, New York - accessed 2011-12-06.
  3. ^ New York. Laws of New York.1823, 46th Session, Chapter 30, Section 1; Page 21
  4. ^ New York. Laws of New York.1824, 47th Session, Chapter 171; Page 182
  5. ^ New York. Revised Statutes of the State of New York, Passed during the years 1827 and 1828; 3 Volumes; Albany, New York.1829; Volume 3;Pages 14-15
  6. ^ New York. Laws of New York.1860, 83rd Session, Chapter 76; Page 120
  7. ^ New York. Laws of New York.1946, 169th Session, Chapter 901; Page 1686
  8. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。
  9. ^ http://www.census.gov/population/www/censusdata/cencounts/files/ny190090.txt
  10. ^ http://factfinder2.census.gov
  11. ^ http://mapserver.lib.virginia.edu/
  12. ^ [1]

外部リンク[編集]

座標: 北緯42度38分 西経77度06分 / 北緯42.64度 西経77.10度 / 42.64; -77.10