アンリ・シリアニ

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アンリ・シリアニ(Henri Ciriani、1936年12月30日- )は、ペルーリマ生まれのフランス建築家イタリアフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州)系の家系。既婚。子供二人。

経歴[編集]

コレジオ・サンタ・マリア、リマ国立工科大学建築学部および国立整備計画学院で学ぶ。リマで建築家として活動(1961-1964)。建築学部助教授もつとめる(1962-1964)。1964年にフランスに移住。アンドレ・ゴミの事務所に勤務(1965-1968)した後、AUA(Atelier d'Urbanisme et d'Architecture)に入り、その分野横断的枠組みのなかでペイザジストミシェル・コラジュに協力(1968-1975)。1976年以降独立して活動。フランス国内および国際的な多くの設計競技に参加。パリのエコール・デ・ボザール(1969-1984)、パリ-ベルヴィル建築学校(1984-2002)およびナヴァーレスペイン)大学建築学部(2006-)にて教授、リマ国立工科大学特任教授(1985)、同市国立フェデリコ・ヴィラレアル大学名誉教授(1996)。ダブリン大学(1985)、ロンドン大学(1987)、ペンシルベニア大学(1989)、アムステルダムベルラーゲ学院(1991,1994)、アイスランドレイキャヴィク大学(1994)、アムステルダムの芸術建築学校(1995)、ワロン地域(ベルギー)のサン-リュック高等建築研究所(1999)客員教授。王立英国建築家協会名誉フェロー。在ローマ・フランスアカデミー(1987-91)、ル・コルビュジエ財団(1989年以降)運営委員。フランス内外での会議および団体展多数。パリのフランス建築研究所(1984)、フィゲラス・ダ・フォス、ポルトおよびリスボン(1985)、東京(1987)、ヴェネツィア建築大学(1999)およびサンパウロ・ビエンナーレ(2005)における回顧展。近代建築の強力な擁護者、アンリ・シリアニは彼の世代の最も才能豊かな建築家のひとりである。彼の熱情と近代的空間への揺るぎない確信は幾世代もの学生たちに影響を刻印した。


受賞[編集]

1962年から1964年までのペルーの公共アトリエでの実現作品[編集]

  • 1962-1964 ヴェンタニッラの公共住宅
  • 1963 マツテの公共住宅
  • 1964 リマクの公共住宅
  • 1964 サン・フェリペの公共住宅

AUAにおけるミシェル・コラジュウとの実現作品[編集]

1976年の設立以降のアンリ・シリアニ建築事務所の実現作品[編集]

  • 1980 300の住宅単位(ユニテ・ド・ロジュマン)、ノワジー-ル-グラン(ラ・ノワズレー)、ラ・ビュット・ヴェルト通り
  • 1981 99の住宅単位、ノワジー-ル-グラン(ル・ジョルジュ・サンド)、ラ・ビュット・ヴェルト通り
  • 1982 130の住宅単位、サン-ドニ(ラ・クール・ダングル)、オーギュスト・プーラン通り25番地
  • 1983 古代アルルとプロヴァンスの博物館アルル、ローマ時代の戦車競走場の遺跡で知られる半島上に位置する。
  • 1983 託児所、サン-ドニ、ジャン・メルモズ通り23番地(同年の銀の定規賞
  • 1985 サン-タントワーヌ病院の中央調理場、パリ、シトー通り
  • 1986 95の住宅単位、エヴリー、ラ・マール・ディアークル広場(1988年住環境パルム・ドール賞)
  • 1986 125の住宅単位、ブールヴァール・デュ・セグレー61番地、ローニュ
  • 1986 31の住宅単位、ジュゼッペ・ヴェルディ通り13番地、ローニュ
  • 1989 幼児センター、ピエール・マンデス・フランス通り8番地、トルシー
  • 1991 50の住宅単位、 デュ・シュヴァルレ通り127番地、パリDessins et photos
  • 1992 第一次世界大戦歴史博物館、シャトー広場、ペロンヌ
  • 1993 財務省別館、ブールヴァール・ヴァンサン-オリオル155番地、パリ
  • 1994 108の住宅単位、オブラック通り4-5番地、パリ
  • 1995 38戸のアパルトマン、デデムスヴァールトヴェグ通り1125-1201、ハーグオランダ
  • 1996 90の住宅単位、スターリングラード大通り77-91番地、コロンブ
  • 1999 パラヤ・エスコンディアの住宅、リマ南部、ペルー(2000年エグザゴノ・デ・オロ賞)
  • 2000 デ・スタドスポールト・カレッジ、メルクヴェグ通り、グロニンゲン(オランダ)、Team 4との協働
  • 2001 INRIA 会議センター、ロカンクール
  • 2006 ポントワーズ裁判所、ヴィクトル・ユゴー通り3番地

参考文献[編集]

  • Olivier Chaslin, Henri Ciriani , Electa Moniteur, 1984
  • Luciana Miotto, Henri Ciriani, Cesure urbane e spazi filanti, Testo & Immagine, 1996, Canal Editions, 1998
  • Oscar Riera Ojeda, Henri Ciriani , Rockport Publishers, 1997
  • Crisiana Volpi, Cinquantuno domande a Henri E. Ciriani, Clean Edizioni, 1997
  • Jean Petit, Paroles d'architecte, Fidia, 1997
  • Mauro Galantino, Henri Ciriani : Architecture 1960-2000, Skira, 2000
  • Jean Petit, Ciriani lumière d'espace, Fidia, 2000