アンリ・サルヴァドール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アンリ・サルヴァドール、2006年

アンリ・サルヴァドールHenri Salvador1917年7月18日 - 2008年2月13日)は、フランスの歌手。レジオンドヌール勲章受章者。

カイエンヌフランス領ギアナ)生まれ。両親はグアドループ島出身で、母はカリブ族の血を引く。

ギタリストとして、歌手の伴奏をして音楽キャリアをスタート。ジャンゴ・ラインハルトのレコードを聴いてまねをしながらギターを覚え、のち1940年代にラインハルトと仕事をした。ボリス・ヴィアンクインシー・ジョーンズと曲を書き、数曲をレコーディングした。1956年に初めてフランス語のロックンロールを、ヴィアンとミシェル・ルグランとともにレコーディングしたことで知られている。1960年代は、フランスのテレビ番組のホストとして活躍した。

1957年に彼が発表したDans mon ileは、アントニオ・カルロス・ジョビンに影響を与え、ボサノヴァの誕生に貢献した曲である。

カエターノ・ヴェローゾは、自分の曲Reconvexoでサルヴァドールの名前を歌詞に使い、ブラジルでサルヴァドールの名を有名にした。

ミュージシャン・コメディアンであり、2002年ケレン・アンバンジャマン・ビオレ、アート・メンゴがプロデュースしたChambre Avec Vueで復活を遂げた。このアルバムはミリオンセラーとなった。

最新作「レヴェランス」では、ジルベルト・ジルカエターノ・ヴェローゾと共演していた。

2008年2月13日、動脈瘤破裂のためパリの自宅で死去。90歳没。

[編集] ディスコグラフィ

  • サルヴァドールからの手紙 Chambre Avec Vue (2001年)
  • Performance! (2002年)
  • 愛しい君との愛しい時間 Ma Chere et Tendre (2003年)
  • パリジャン・スキャット Jazz in Paris (2005年)
  • レヴェランス~音楽よ、ありがとう! Reverance (2007年)