アンドリュー・サリス
アンドリュー・サリス(Andrew Sarris、1928年10月31日 - 2012年6月20日)は、アメリカ合衆国の映画批評家であり、アメリカ批評界における作家主義理論の指導的支持者である。アメリカにおける同理論のポピュラー化、およびフランスの映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』の論文にインスパイアされたサリスの試論『作家主義理論についてのノート Notes on the Auteur Theory』において彼が発明した、半英語・半仏語の新語「オトゥール・セオリー auteur theory」(「作家主義理論」の意)とともに、一般にクレジットされる。
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来歴・人物 [編集]
1928年10月31日、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークのブルックリンで生まれた。
1968年に出版された書籍『The American Cinema: Directors and Directions 1929-1968』は影響力が大きく、トーキー以降の映画で映画監督によってオーガナイズされた映画作品に対し、独断的な評価を与えた書籍である。同書は、ほかの批評家たちに多大なる影響を及ぼし、一般大衆のなかから映画監督の役割に目醒めることの勃興をうながした。サリスは長年『ヴィレッジ・ヴォイス』誌上に執筆し、サリスがポーリン・ケイルのライヴァルだとみなされていたのはキャリアのこの時期である。ケイルは自身の試論『Circles and Squares』において、作家主義理論をオリジナルに攻撃していた。
『ニューヨーク・オブザーヴァー』に映画批評を書き続け、また、母校コロンビア大学の教授でもあった。アメリカ国立映画批評家協会の設立メンバーである。
妻は仲間の映画批評家、モリー・ハスケルである。
ディーン・パリソット監督の映画『ギャラクシー・クエスト』で、「サリス」の名が邪悪な司令官のキャラクターに与えられている[1]。
2012年6月20日、転倒の合併症のために、マンハッタンで死去[2]。83歳没。
著書 [編集]
- The American Cinema: Directors and Directions 1929-1968
- Confessions of a Cultist
- The Primal Screen
- Politics And Cinema
- The John Ford Movie Mystery
- You Ain't Heard Nothin' Yet: The American Talking Film – History and Memory, 1927-1949
関連事項 [編集]
- ヴィレッジ・ヴォイス(The Village Voice)
- ポーリン・ケイル(Pauline Kael)
- ニューヨーク・オブザーヴァー(The New York Observer)
- アメリカ国立映画批評家協会(National Society of Film Critics)
- モリー・ハスケル(Molly Haskell)
註 [編集]
- ^ Trivia for Galaxy Quest (1999)(IMDb - 英語)参照。
- ^ Andrew Sarris, Film Critic, Dies at 83 New York Times 2012年6月21日閲覧