アントニー・ホーア

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アントニー・ホーア

チャールズ・アントニー・リチャード・ホーア卿(Sir Charles Antony Richard Hoare、もしくはトニー・ホーアTony Hoare), 1934年1月11日-)はイギリス計算機科学者1960年クイックソートを開発したことで最もよく知られる。これは世界で最も広く使われているソートアルゴリズムであり、恐らくあらゆる種類のアルゴリズムの中でも、世界で最も広く使われているものであろう。

彼はまたホーア論理や、形式言語の1つで並行プロセス間の通信を記述するのに使われるCommunicating Sequential ProcessesCSP)の開発、またプログラミング言語Occamに示唆を与えた事でも知られる。

彼はスリランカコロンボにてイギリス人の両親の元に生まれた。1956年オックスフォード大学にて古典文学の学士号を取得。 その後オックスフォード大に1年残って大学院相当の統計学を学び、そしてロシアにて自然言語の機械翻訳について研究を始める。1960年エリオット・ブラザーズ社という小さなコンピュータ製造会社にて仕事を始め、ここでALGOL60を実装、各種アルゴリズムの開発に本格的に着手する。1968年にはクィーンズ大学ベルファスト校で計算機科学の教授となり、1977年にはオックスフォードに戻ってコンピューティングの教授となる。現在彼は同大学の名誉教授であり、イギリスケンブリッジマイクロソフト リサーチのシニア リサーチャーである。

1980年、"プログラミング言語の定義と設計に対する彼の基礎的な貢献"に対してACMチューリング賞を受賞。同賞は1980年10月27日テネシー州ナッシュビルで開催されたACM大会にて、同賞の評議会議長であるウォルター・カールソンから授与された。

ホーア論理は彼の名をとっている。

[編集] 語録

チューリング賞の受賞講演[1]を行ったとき、ホーアは次のような、よく引用されるユーモラスな主張を行っている。

「私が結論付けたところによれば、ソフトウェアを設計するには2通りの方法がある。1つはとてもシンプルに設計して、明らかに欠陥がないようにすること。もう1つは、とても複雑に設計して明らかな欠陥がないようにすることだ。」
「ここでは小さな効率性のことは忘れて、時間の97%について語ろう:早まった最適化は諸悪の根源だ。」(この一文はドナルド・クヌースロバート・フロイドが言ったともされている。)

[編集] 外部リンク