アンサール・アル・スンナ軍

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アンサール・アッ=スンナ軍(アンサール・アッ=スンナぐん、アラビア語: جيش أنصار السنة‎、翻字:Ǧayš Anṣār as-Sunna)は、イラクサラフィー・ジハード主義組織。

概要[編集]

イラク北東部のハラブジャ(Halabja)近郊の山岳地帯を拠点とするクルド人武装組織であるアンサール・アル=イスラーム(Ansar al-Islam)からの分派勢力によって、2003年9月に設立された。スンナ派アラブ人なども加わっている。イラク中部・北部を拠点としている。 イラク戦争において、イラク駐留軍イラク治安部隊、及びその関係者である疑いのある者、国籍を問わず米国に友好的でイラク戦争に協力する一般市民や、ネパールの出稼ぎ労働者、警備員、警察官を拉致し、アメリカ軍などの撤退を要求する。もし要求が拒絶された場合、生きたままの斬首や頭部を銃撃するなどして、録画したその模様を見せしめにインターネット上で公開し、路上などに遺体を放置する。2005年3月には、邦人も拉致される事件が起きた(イラク日本人人質事件を参照)。 アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーイラクの聖戦アル=カーイダ組織との密接な繋がりが指摘されてきたが、アンサール・アル・スンナ軍がアルカーイダを敵視する内容の手紙をアメリカ軍が入手しており[1]、アルカーイダ系の武装組織であるイラクの聖戦アルカーイダ組織(現イラク・イスラム国)との間で、何らかの衝突があったものと考えられている。

脚注[編集]

  1. ^ Insurgents form political front to plan for US pullout(2007年7月19日、ガーディアン紙)

関連[編集]