アロンソ・ペレス・デ・グスマン

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金羊毛騎士団の服装をしたアロンソ・ペレスの肖像

アロンソ・ペレス・デ・グスマン(Alonso Pérez de Guzmán:1550年 - 1615年)は、スペインの軍人で、無敵艦隊の総司令官である。第7代メディナ=シドニア公。妻はエーボリ公とアナ・デ・メンドーサの娘アナ。子に第8代公爵フアン・マヌエル・ペレス・デ・グスマン。ポルトガルジョアン4世ルイサは孫娘に当たる。

生涯[編集]

前任者で、「スペイン海軍の父」と称されるサンタ・クルス提督1588年2月9日に急死したため、2月24日に後任として無敵艦隊の総司令官に任命される。彼には海戦の経験がなかったが、イギリス上陸が前提であったために任命された。この人事には世間も彼自身も驚愕した。辞令を受け直ちに、海戦の経験がなく船酔いすることや、情報不足などを理由に、着任辞退の書簡をしたためたが受理されなかった。

結果、アルマダの海戦においてスペイン無敵艦隊は壊滅し、後世まで臆病者・優柔不断・無能と評価されることになった(岩根圀和『物語 スペインの歴史』(中公新書))。

関連項目[編集]