アレクサンドル・カリフマン

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アレクサンドル・カリフマン

アレクサンドル・カリフマン(Alexander Valeryevich Khalifman、1966年1月18日-)は、サンクトペテルブルク出身のユダヤ人ソビエト連邦ロシアチェスグランドマスターである[1]。前の世界チェス選手権チャンピオンである。

カリフマンは6歳の時に、父からチェスを教えられ、1990年のニューヨーク・オープンで優勝し、グランドマスターとなった。

彼の最も大きな業績は、1999年の世界チェス選手権で優勝し、1年間タイトルを保持したことである。優勝時の彼のイロレーティングは世界44位であり[2]、世界1位だった元世界チャンピオンのガルリ・カスパロフと比較された。カリフマンはトーナメント後に、「レーティングシステムは、総当たりの招待大会でばかり指す選手にはとても都合がよい。私は、彼らの多くは過大に評価されていると思う。このような人は、レーティングが同程度で高く留まるため、大会の運営者は、同じ人ばかりを何度も大会に招待する[3]」と述べている。その発言への返答としてかもしれないが、カリフマンは翌年のリナレスチェストーナメントに招待され、優勝したカスパロフには及ばないものの悪くない成績を残した(4.5/10) [4]

彼はまた、1982年のソビエト連邦ユースチェス選手権[5]。、1984年のソビエト連邦チェス選手権[6]、1985年と1987年のモスクワチェス選手権、1990年のフローニンゲン、1993年のテル・アーペル、1994年のオイペンチェスオープン、1995年のサンクトペテルブルクチェスオープン、1996年のロシア選手権、1997年のグランドマスタートーナメント、1997年のオーフス、1997年の世界チーム選手権、1998年のバート・ヴィーゼ、2000年のフーゲビーン、2000年のチェス・オリンピアード等の大会でも優勝した。

彼はトレーナーのGenadi Nesisとともにサンクトペテルブルクで"The Grandmaster Chess School"と呼ばれるチェスの学校を経営している。そこで彼は、"chess = intellect + character"というモットーの下に世界中から集まった選手を指導している。

有名な試合[編集]

出典[編集]

  1. ^ Russian Jewish Encyclopedia”. JewishGen.org. 2009年6月25日閲覧。
  2. ^ Crowther, Mark (1999年7月5日). “The Week in Chess: FIDE July Rating list”. London Chess Center. 2009年6月25日閲覧。
  3. ^ Luchan, Jason; Aird, Ian. “Las Vegas World Championship, July 30 - August 29, 1999”. ChessScotland.com. 2009年6月25日閲覧。
  4. ^ The Week in Chess 273 - 13 March 2000”. 2010年6月1日閲覧。
  5. ^ 31st USSR Junior Chess Championship, Yurmala, January 4-17, 1982”. RusBase. 2009年7月31日閲覧。
  6. ^ 33rd USSR Junior Chess Championship, Kirovabad, January 1984”. RusBase. 2009年7月31日閲覧。

外部リンク[編集]