アル=サーニ家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

サーニー家( آل ثاني Āl-Thānī)は、現在のカタール首長王族マアーディード族( المعاضيد al-Ma‘ādīd) (Al-Maadeedに属する。

カタールは1766年にクウェートから移住してきたハリーファ家 (Al Khalifa familyが支配し、さらにペルシャからバーレーン島を奪うとハリーファ家が支配するバーレーンの統治下にあった。サーニー家はカタール土着の豪族で、19世紀前半に度々反旗を翻すが1840年に1度鎮圧される[1]。その後も抗争は続き、 19世紀中頃よりイギリスと提携し、イギリスの保護領の形でカタール支配を確立した。現在は独立国カタールをサーニー家の世襲による首長制(絶対君主制の一種)で治めている。

首長以外の一族の影響力も強く、2002年の内閣閣僚の6割はサーニー家が占めている[1]

目次

[編集] 名前について

アール=サーニー家の一族の名前の始めには、よく「H.H.」(HH)が使われる。これは英語"His(Her) Highness"の略であり、王族に対する称号である。現在のカタールの場合は首長一家全員に与えられる[2]。(アラブ各国で事情が異なるので注意。)

「H.E.」は"His/Her Excellency"を意味し、現在のカタールでは政府機関の長などに与えられる称号である。ただし、H.H.の称号が許されている者はH.H.が優先される[2]

「Shaikh」(シェイク、男性)、「Shaikha」(シャイハまたはシェイカ、女性)は「長」を意味する称号で、現在のカタールでは首長一族全員に与えられる[2]

「bin」は「誰々の息子」を意味する接続詞で、「本人・ビン・父」のように使われる[2]。「bint」は「誰々の娘」を意味する。

「Amir」は首長を意味する称号である[2]

サーニー家(アール=サーニー)の主な人物の一覧は、下記の通りである。本記事では男子に関しては、名前のうち本人の名と父の名(「本人・ビン・父」)のみを記す。

[編集] 過去の主要首長

[編集] 現在の主要人物

[編集] 注釈、出典

  1. ^ a b c 前田高行 『カタル・サーニー家の構図 』、2002年12月22日
  2. ^ a b c d e 日本貿易振興機構リヤド事務所編「アラブ人名の由来と正しい呼び方」(PDF 204KiB)
  3. ^ a b c アル・サーニー家の歴史 - 「親から子」への継承ルールを明文化
  4. ^ a b World Who's Who QATAR
  5. ^ 輝くアラブ女性のシンボル:モーザ王妃
  6. ^ a b 在カタール日本大使館 カタール国の政治・経済の概要
個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語