アルビン号

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アルビン号、熱水噴出孔調査から一年後の1978年撮影

アルビン号(DSV Alvin)は、アメリカ海軍が保有する有人潜水調査艇。通常は、ウッズホール海洋研究所が運用を行っている。1964年6月5日に就役した。

支援母船のアトランティス(アメリカ海軍保有、ウッズホール海洋研究所運用)に搭載されて運用される。3人乗りの艇であり、パイロットが1名、科学者が2名搭乗し、深海4,500mに9時間の滞在が可能である。2本のロボットアームを装備しており、サンプルの採取が行える。

1964年の就役時は2,400mまで潜行できた。1968年には輸送中に沈没、乗組員は脱出して無事だった。10ヵ月後の1969年9月に引き上げられている。引き上げ作業はレイノルズメタル社のアルミノートが行った。引き上げ後、大規模な改修が施された。1973年に耐圧殻をチタン製に換装し、潜行深度が4,500mに向上している。また、1986年にはタイタニック号の潜水調査を行った。

数回に渡り、耐圧殻や制御装置等を交換する大規模な改修を行っている為、建造時とは実質的に別物になっている。

総潜水回数は4,000回を超えており、2,000本以上の論文がその潜水を基に執筆され、アルビンガイAlviniconcha hessleri Okutani & Ohta,1988)などに名前が残っている。

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