アルティメット エコロジー

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アルティメット エコロジー
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1~2人(同時プレイ可)
メディア CPS-2
発売日 1994年6月
システム基板 CPシステムII
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アルティメット エコロジー』 (Ultimate Ecology) は、1994年6月カプコンから発売されたアーケードシューティングゲーム。便宜上、”発売された”と先に述べたが、実際にはリースのみである(後述)。日本国外ではEco Fightersというタイトルで発売された。

概要[編集]

このゲームの目的は、惑星エルウッドをゴヨーク社による環境破壊から守ることである。このゲームは、環境保護を題材とした作品である。

ちなみに、当時のゲームとしては珍しいフルボイス作品でもある。

ゲームのルール[編集]

ボタンAでアームを左、ボタンCでアームを右に回転、Bボタンでショット(ボタン押しっぱなしで連射)。Bボタンを押し続けると溜め撃ちが可能(これらの操作は、国内版初回リリースバージョンではローリングスイッチで行う。海外版及び再版でも、デバイスを自作できるなら、設定変更によりローリングスイッチに切り替えることも可能)。ダイヤを一定数集めるとするとアームの種類を変えたり強化したりできるアイテムを運んできてくれる。また、アームは敵弾を消す効果があるのでこのゲームではアームを使いこなすことが重要になる。全7ステージ。

サブウェポン[編集]

サブウェポンの種類は以下の通り。

  • バルカン
  • ボム
  • ホーミング

アーム[編集]

アームの種類は以下の通り。

エナジーボール
直進弾を連射する。溜め撃ちは耐久力の低い敵機を貫通する直進弾。
ゲーム開始時の装備。
ハンマー
威力が高い代わりに、連射力に乏しい。溜め撃ちはアームそのものを伸ばして攻撃する。
アームの当たり判定が非常に大きく、防御向きといえる。
レーザーソード
射程距離の短いレーザーを自動連射する。アームを高速に動かすと射程が延びる。これはローリングスイッチを小刻みに動かすことを想定した仕様であり、デモ画面では実際にそのような使い方をしている。製品版ではそのような使い方はできない。
溜め撃ちはない。また、アームの当たり判定が最も小さい。
ホイール
最大9方向弾を発射する。溜め撃ちは誘導弾。

本作品における複雑な事情[編集]

当作品は元々アーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』誌上で1989年頃に行なわれていたゲーム企画募集の一般公募で入賞した作品であり、1990年頃にゲーメストで発表された仕様ではCPシステム基板対応作品で、『ロストワールド』で採用されていたローリングスイッチを使用した作品として開発されている事が報告され、ゲーム画面も掲載されている。そして、ゲームに先駆けて新声社からサントラCDもリリースされた。しかし、1991年の『ストリートファイターII』発売以降のゲーム業界の流れの影響で、開発状況が誌上に掲載されなくなり、本作を市場に出す時期を見逃す結果となってしまう。

そして、人々に忘れ去られていた1994年の6月にようやく陽の目を見る事になったが、日本国内では基本的にカプコンからのレンタルのみでのリリースとなった為、ゲームセンターよりもむしろ、おもちゃ屋やレンタルビデオ店の軒先の筐体で見掛ける事の方が多かった(なお、海外版『Eco Fighters』はきちんと正式に発売されている)そして、当初の仕様であったローリングスイッチの採用は見送られる結果となってしまった(ちなみにローリングスイッチはJAMMAコネクターに制御用のサブボードを別途接続するもので、プログラム上ではアナログ制御用のデータは残っている。ちなみにその試作用のサブコネクターも現存しており、個人での所有も確認されている)。

2002年になって、ようやく日本国内でも正式に発売された(これは在庫として余っていたCPシステムII基板の処分と、売れ残ったミッチェルの『長江』の再利用が目的である)。

移植作品[編集]

外部リンク[編集]