アルコRSD-7形ディーゼル機関車

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アルコ RSD-7形ディーゼル機関車は、車軸配置C-Cの、アルコ製の電気式ディーゼル機関車である。

解説[編集]

本形式は、車軸配置C-C、6動軸であるRSDシリーズの出力強化版である。RSD-4形RSD-5形はV型12気筒ディーゼルエンジンであったが、本形式は同系の16気筒エンジンを搭載しており、出力が5割増となった。

本形式にはふたつのバージョンがあり、設計記号でいうDL-600型は2,250馬力(1,700kW)、DL-600A型は2,400馬力(1,800kW)である。前者は2両のみ製造され、残る15両は後者の仕様で製造された。その後は、エンジンを251型としたRSD-12形の製造に移行した。

形態的には、16気筒エンジンとなったためにRSD-5形までと比べて全長が長くなり、それまで丸みを帯びていたフードが角張ったものになった。さらに、上部の四隅が欠き取られているのも特徴である。

新製時の所有者[編集]

鉄道 両数 ロードナンバー 備考
アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道 (ATSF)
2
600-601
アルコのデモ車を購入。DL-600型
アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道(ATSF)
10
602-611
DL-600A型
ペンシルバニア鉄道(PRR)
5
8606-8610
合計 17

参考文献[編集]

  • Marre, Louis A. (1995). Diesel Locomotives: The First 50 Years. Kalmbach. ISBN 0890242585

主要諸元[編集]

  • 製造年月:1954年1月 - 1956年1月
  • 製造両数:17両
  • 軸配置:C-C
  • 機関:ALCO244型 V型16気筒4ストロークディーゼルエンジン(175,051cc)
  • 機関搭載数:1基
  • 最大出力:2,250馬力(1,700kw)〜2,400馬力(1,800kw)/1000rpm

関連項目[編集]