アルコRSD-1形ディーゼル機関車
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テネシー・バレー鉄道博物館(en:Tennessee Valley Railroad Museum、TVRM)で保存されているRSD-1形。同館は本形式を2両保存している。
アルコRSD-1形ディーゼル機関車は、車軸配置C-Cの、電気式ディーゼル機関車である。製造名義はAlco-GEであり、車体はアメリカン・ロコモティブ(アルコ、当時通称、のちに正式名称)、電装品はゼネラル・エレクトリック(GE)が担当した。
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解説 [編集]
本形式は、本来、支線用の多目的機関車として製造された車軸配置B-BのRS-1形を、C-Cとしたものである。動軸数が4軸から6軸へと増えたことにより、低速での牽引力の増加と、軸重の低減を果たした。
3つの設計記号(スペック・ナンバーと称する)があり、E1645型とE1646型は第二次世界大戦時にアメリカ陸軍の要請により製造されたものであり、E1641型は戦後にメキシコ国鉄の発注で製造したものである。
海外での投入実績 [編集]
サンクトペテルブルクのバーシャフスキー駅で保存されているДа20形。
第二次世界大戦当時、主力艦ティルピッツ率いるドイツ海軍とドイツ空軍はソビエト連邦の補給路であるムルマンスク港への海上輸送を脅威に晒していた。この輸送経路はソ連の生命線であったため、その対策としてイラン縦貫鉄道をソ連へ延伸した。その作業にはアメリカが関わったので、イラン縦貫鉄道は米軍が使用していた本形式を導入した。ロシア、米軍での使用を含め、144両がこの目的のために製造された。
ソ連に渡った本形式は70両に上り、現地ではДа20形とされて戦後も使用され続け、その後、ソ連は本形式を基礎とした機関車を6,000両以上製造した。
新製時の所有者 [編集]
E1645型 [編集]
| 鉄道 | 両数 | ロードナンバー | 備考 |
|---|---|---|---|
| アメリカ陸軍 |
|
8013-8056 |
E1646型 [編集]
| 鉄道 | 両数 | ロードナンバー | 備考 |
|---|---|---|---|
| アメリカ陸軍 |
|
8600-8649 | ソビエト鉄道 Да20-1 to Да20-50 |
| アメリカ陸軍 |
|
8650-8679 | |
| アメリカ陸軍 |
|
8680-8699 | ソビエト鉄道 Да20-51 to Да20-70 |
E1641型 [編集]
| 鉄道 | 両数 | ロードナンバー | 備考 |
|---|---|---|---|
| メキシコ国鉄 |
|
5700-5705 |
主要諸元 [編集]
- 製造年月:1942年11月 - 1946年5月
- 製造両数:200両
- 軸配置:C-C
- 機関:ALCO539T型 直列6気筒4ストロークディーゼルエンジン(156.778cc)
- 機関搭載数:1基
- 最大出力:1,000馬力(750kw)/740rpm
- 粘着牽引力:40,425重量ポンド(179.82kN)
- 車体長:55フィート53/4インチ(16.91m)
- 車体幅:10フィート(3.05m)
- 車高:14フィート5インチ(4.39m)
- 重量:24万7,500ポンド (112.3t)
- 燃料タンク容量:1,000米液量ガロン(3,800l)
- 最高速度:65mph(105km/h)
- トランスミッション:直流発電機・直流駆動用モーター