アリアドネの弾丸

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田口・白鳥シリーズ > アリアドネの弾丸
アリアドネの弾丸
著者 海堂尊
発行日 2010年9月
発行元 宝島社
ジャンル 医療・ミステリー
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 413
前作 イノセント・ゲリラの祝祭
次作 ケルベロスの肖像
コード ISBN 978-4-7966-7741-7
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アリアドネの弾丸』(アリアドネのだんがん)は、2010年宝島社から刊行された海堂尊の長編小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。

概要[編集]

田口・白鳥シリーズ』第5作。著者は本作の執筆において原点回帰を図ったとしている。

著者は本作の内容を『チーム・バチスタの栄光』プラス『イノセント・ゲリラの祝祭』と評している[1]。ストーリーはシリーズの根底にある司法と医療の戦いを主軸に、前半はエーアイセンターの命運を掛けた論戦、後半は東城大学医学部付属病院で発生した殺人事件の捜査が描かれる。またシリーズの外伝である『螺鈿迷宮』や『極北クレイマー』での出来事と関連した展開も見せている。

2011年7月に、関西テレビ制作のドラマシリーズ『チーム・バチスタシリーズ』の第3作としてテレビドラマ化された。

ストーリー[編集]

始まりは友野という一人の技術者の死因不明の死だった。その数日前、いつものように高階病院長に呼び出された田口は、立ち上げ予定のエーアイセンターのセンター長に就任という驚愕の人事を受ける。だが、エーアイセンター稼動を快く思わない法医学者、警察は内部瓦解を目論み、エーアイセンターの副センター長に就任して叩き潰そうとする。かくして警察・東城大を先駆とした司法と医療の戦いがエーアイセンター運営会議で繰り広げられる。

だが友野の死後、院内で拳銃による殺人事件が発生し、その現場で取り押さえられた高階が警察に拘束されてしまう。白鳥の政治的な裏工作によって警察が強制捜査を開始するまでの3日間のタイムリミットが設けられた。田口と白鳥は高階の無実の証明ひいては東城大の未曾有の事態を回避するため、事件の真相究明に奔走する。

登場人物[編集]

田口公平
東城大学医学部付属病院神経内科学教室講師・不定愁訴外来(通称愚痴外来)責任者。リスクマネジメント委員会委員長・電子カルテ導入委員会委員長も兼任。本作でエーアイセンター長に任命される。あだ名は「行灯」「グッチー」
白鳥圭輔
厚生労働省大臣官房秘書課付技官兼医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長。通称「ロジカルモンスター」「火喰い鳥」。本作でエーアイセンター運営連絡会議にオブサーバーを田口から要請される。

東城大学医学部付属病院[編集]

高階権太
東城大学医学部付属病院病院長。田口にあらゆる無理難題を頼み、田口を災厄に引き込む。
藤原真琴
不定愁訴外来専任看護師。終盤にとある件の「黒幕」だった事が判明する。
黒崎誠一郎
臓器統御外科教授・リスクマネジメント委員会副委員長。本作では院内の殺人事件で高階が拘束された事に伴い、院長権限代行を務める。
兵藤勉
神経内科学教室助手兼医局長。院内のあらゆる噂に精通する通称「廊下トンビ」。
島津吾郎
放射線科准教授。田口の学生時代からの親友で同期。MRIの第一人者で、小児科患者からは「がんがんトンネル魔人」の渾名で呼ばれる。
神田宏樹
放射線科放射線科技師長。
沼田泰三
心療内科学教室准教授・エシックス・コミティ代表。
笹井浩之
法医学教室教授。Aiを法医学の分野に取り込むため、放射線科をAiの主体にすべしという島津と真っ向から対立する。

警察関係者[編集]

加納達也
警察庁刑事局刑事企画課電子網監視室室長 警視正。通り名は「電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)」宇佐見からは「電子狗」と呼ばれている。今回はサンタモニカへ2週間の出張に出向いていたため直接現場に駆けつけられなかったが、自らの権威を武器に間接的に捜査協力する。
玉村誠
桜宮警察署捜査一課所属 警部補。加納が桜宮警察署出向時の部下。加納と共にサンタモニカへ出張していたが、白鳥の手引きで一人帰国させられ、田口・白鳥に手を貸す。
斑鳩芳正
桜宮署広報課室長。警察庁から出向。「無声狂犬(サイレント・マッドドッグ)」の通り名を持つ。エーアイセンターが運営される動きを危惧し、北山、南雲と共にエーアイセンター潰しに暗躍する。

エーアイセンター運営連絡会議メンバー[編集]

副センター長[編集]

彦根新吾
房総救命救急センター診断課・病理医。田口や島津の2年後輩の麻雀仲間だった。田口からの要請で副センター長に任命され、エーアイセンター運営連絡会議に参加する。「医療界のスカラムーシュ」の異名を持つ。
桧山シオン
ドイツ・ジュネーブ大学画像診断課准教授。Aiの画像のトリミングモーフィングによる解析力に長けた手技の持ち主で、ジュネーブで「画像検視官(イメージ・インスペクター)シオン」と呼ばれていた。
北山錠一郎
元警察庁刑事局局長。局長の座を辞した後は、エーアイセンターの内部崩壊を企み、エーアイセンターに天下りしてくる。しかし、東城大内で起きた銃殺事件の被害者となる。
南雲忠義
元極北市監察医務院院長。極北市が財政再建団体に指定されたのに伴い、桜宮市に小百合と共に赴く。「北の土蜘蛛」の通り名を持ち、極北市警察の暗部を抱えていた。

オブサーバー[編集]

宇佐見壮一
警察庁初動遊撃室警視。土佐弁と思しき方言が特徴で極度の斜視。幅広のゴムを伸ばしては縮める反復動作を行うのが癖でもある。相手に威圧感を与える好戦的な性格で、気に入らない相手に絞め技を掛ける凶暴性を孕んでいる。「警察庁のキラー・ラビット」の異名を持つ。加納を快く思っておらず、電気狗と揶揄す。

その他[編集]

桜宮小百合
元碧翠院桜宮病院医師であり桜宮一族の生き残り。極北市で医療ジャーナリスト・西園寺さやかとして暗躍し、エーアイセンターが稼動に向かおうとするにあたり、そのベールを脱いだ。
南雲杏子
忠義の娘。
友野優一
放射線科のMRIを担当する業者「イメージ・エレクトリック社」の技術者。20台半ばながら、温厚な性格の人格者で田口や島津からの信頼も厚かった。画像診断に無知な田口にMRIに関する知識をレクチャーする。ショスタコーヴィチの大ファンでもあり、ショスタコーヴィチの曲をモーツァルトのものだと勘違いしていた田口と島津に激しい怒りを見せた。東城大学医学部付属病院で遺体となって発見される。
城崎、牧村瑞人
便利屋「4Sエージェンシー」のメンバー達。社長の城崎は人気歌手・水落冴子の元マネージャーであり、助手の瑞人は東城医大オレンジ新棟小児科の元患者で網膜芽細胞腫により両目を失い、共に過去の出来事が縁で田口と白鳥と知り合う。事件の調査中の白鳥に田口の存在が利益相反になる依頼を引き受ける。尚、「4Sエージェンシー」の名称はシロサキ・シークレット・システム・セキュリティの略称でもある。

用語[編集]

コロンブスエッグ
東城医大地下の画像ユニットに設置された、三テスラのハイスペックを備えた最新型の縦型MRI。名称は横臥時と起立時の血流の違いを調べたいと考えた科学者によるもので、困難だった磁場発生コイルを寝かせる技術開発を発想の転換で達成したことに由来する。Aiセンターの費用で購入したため、高階が収賄で疑われる要因となり、この機器がある場所で連続殺人事件が発生した。
霧のロミエッタ
作中で放送されているテレビドラマ。月曜10時の通称:マンテン枠で放送されており、そのクールの最高視聴率を記録しているが、低迷気味な面もあり、再放送も行っている。最近人気に陰りが見えたトップ俳優の五条健太郎と薬物疑惑が噂される浅田真菜を主演・ヒロインに据えたラブコメ・ロマンスで、最後は主人公とヒロインが霧の中で抱き合うのがお約束となっている。
松崎事件
20年前のDNA鑑定ミスによって、松崎次郎という男性に犯人ではないのに死刑判決を下した冤罪事件。メディアに大々的に取り上げられており、やり直し裁判で当時の検事の対応に注目が集まっている。全面的に警察の失態であるため、警察は別の話題で国民の関心を逸らそうと思慮している。

テレビドラマ[編集]

チーム・バチスタ3
アリアドネの弾丸
ジャンル テレビドラマ
放送時間 火曜 22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2011年7月12日 - 9月20日(11回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 関西テレビ
MMJ
演出 今井和久 ほか
原作 海堂尊宝島社
脚本 後藤法子 ほか
プロデューサー 豊福陽子(関西テレビ) ほか
出演者 伊藤淳史
仲村トオル
小西真奈美
高橋克典 ほか
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 あり
外部リンク 公式サイト
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チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』のタイトルで、2011年7月12日から9月20日まで、関西テレビメディアミックス・ジャパン(MMJ)の共同制作による『チーム・バチスタシリーズ』の第3弾としてフジテレビ系列テレビドラマとして放送された[2]。初回は22:10 - 23:13の9分拡大、最終回は22:10 - 23:14の10分拡大放送。主演は前2作に続き伊藤淳史仲村トオルが担当する。

内容は前2作と同様に原作にないストーリーが織りこまれており、中でも大きな相違点として原作では作中の背景として描かれた「松崎事件」がストーリーや登場人物の過去にも大きく関わる本編の主軸の一つとなっている。

キャッチコピーは「勝つのは医療か、完全犯罪か。」。

ストーリー[編集]

登場人物[編集]

主要人物[編集]

田口 公平〈30〉
演 - 伊藤淳史
東城医大特別愁訴外来担当医。今回、ひょんなことから発見した遺体へのAiを警察に提案し事件性を発見したことを発端に白鳥の策略でAiセンター長に抜擢される。
白鳥 圭輔〈44〉
演 - 仲村トオル
厚生労働省医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長兼桜宮Aiセンター設立準備室。今回ではAiセンター設立に並々ならぬ情熱を掛けており、Aiの失敗例や悪評も許容する姿勢も見せている。

Aiセンター運営会議[編集]

斑鳩 芳正〈45〉
演 - 高橋克典
警察庁長官官房情報統括室室長 警視長。警察を絶対正義だと掲げる司法遵守主義者であり、自分達の非は決して認めようとしない信念を貫いている。警察関連の情報をコントロールする立場にあり、情報を隠蔽することも厭わず当然の義務と公言し、復讐感情を抱かせる可能性から犯罪被害者遺族にもその姿勢を崩さない。その考え故に白鳥と対立し、Aiセンターの崩壊を目論む。相手の過去を調べ上げたり、メディアを利用し自分達に有利な方に世論を誘導する情報戦を得意とする。スミレの父親が主催する法医学教室に研修で通っていた時期があり、以前は検視官を務めていた経歴を持つ。
笹井 スミレ〈32〉
演 - 小西真奈美
東城医大法医学教室准教授。あけすけとした物言いのさっぱりとした性格。本当の死因が明るみになる手段は解剖以外に無いというスタンスからAiには否定的な意見を持つ。斑鳩とは医学生時代から関係があり二人でよく逢ったりしているが、斑鳩の手段を選ばないやり方には毅然と否定する。父親も法医学者で教授を務める権威だったが、捜査の補助として提唱してきたDNA鑑定を警察が松崎事件の決め手として採用し、それにミスがあったことを悔やみ自殺している。
島津 吾郎〈37〉
演 - 安田顕(青年期 伊敷明徳
東城医大放射線科准教授。スイス・レマン大学で画像解析の研究をしてきた実績を買われAiセンター設立のため招聘された。口が悪く挑発的な言動を取るため敵を作りやすい。Aiは死因から犯罪まで明らかにするとAiを信奉し、警察や法医学への不信感を露にしている。そのためスミレや斑鳩らとは度々衝突を起こす。また人間の感情の機微に無関心なドライな部分もある。MRIの業者との収賄疑惑を北山に疑われており、北山殺害の際は容疑者として拘束される。
宇佐見 壮一〈28〉
演 - 福士誠治
警察庁刑事局特命広域捜査官 警視。普段は落ち着いているが、時に底知れない凶暴性を見せる一面を持つ。過去に感情に駆られて犯人を射殺した事件を庇ってもらってから、北山を父親のように慕っており、北山の教えから上司の命令を絶対とし、感情を押し殺している。その北山が殺されたことでAiセンター潰しに情熱を抱くが、事件をすぐに公表しなかった斑鳩に疑念を露わにする。北山殺害事件後は、北山のために「松崎事件」の真相を探ろうと、釈放された松崎の身辺を嗅ぎ回る。
北山 錠一郎〈48〉
演 - 尾美としのり[3]
警察庁刑事局審議官 警視監。Aiが犯罪を暴く手段だと世間に浸透し警察の威信が脅かされるのを危惧し、Aiセンターを快く思っていない。かつて静岡県警捜査一課長として松崎事件での松崎の取り調べを担当し自白に追い込んだことがあるが、冤罪を生んだ松崎事件に対して後悔の念を抱いており、その思いからAiを当時のDNA鑑定と同等の正確性に欠ける技術として反対している。しかし、東城医大のMRI室で左目を撃たれた射殺体となって発見される。

警察及び東城医大病院関係者[編集]

須賀 秀介〈24〉
演 - 市川知宏
東城医大法医学教室助手。スミレに想いを寄せる。立場を軽視されている法医学の人間にも分け隔てなく接する田口に気を許すようになる。北山殺害事件後はスミレの潔白を条件に宇佐見から協力を持ちかけられる。
玉村 誠〈40〉
演 - 中村靖日
桜宮署係長 警部補。田口が発見した死体にAiを実施した件以降田口と親しくなり、田口と白鳥の捜査にも協力する。官僚達と違い事件を見逃してしまう怖れから現場の刑事の観点でAi普及には賛成している。白鳥からは「玉ちゃん」と呼ばれている。
三船 大介
演 - 利重剛
東城医大病院事務長。北山殺害事件の際は、白鳥のおだてに乗せられる形で海外出張で不在の高階の代わりに院長代行を担当する。
藤原 真琴
演 - 名取裕子(第1話・最終話)
特別愁訴外来看護師。白鳥と共に「法医学教室のアリアドネ」という医療テレビドラマにはまっている。
高階 権太
演 - 林隆三(第1話・最終話)
東城医大病院長。

その他[編集]

友野 優一
演 - 矢柴俊博(第1 - 2話)※3話以降は回想シーン
Aiシステムエンジニア。Aiセンターに導入される新型の縦型MRIの設置に取り掛かる。ショスタコーヴィチの曲を通じて田口と親しくなるが、その翌日遺体となって発見される。母・弘子(三谷侑未)が解剖を拒否したため、事件性のある可能性を残しながら火葬された。
矢神院長
演 - 佐戸井けん太(第1 - 2話・9話)
警察嘱託医・矢神内科 内科医。田口が発見した死体の死因を事件性が無く心不全と断定、その後の友野の死に対しても同様の判断をする。当初は死因究明に対してなおざりな態度だったが、Aiに触れてから心境を改め、河原で発見された女子高生の検死を担当した際は警察に東城医大でのAiを薦める。
神田 宏樹
演 - 西沢仁太(第1 - 2話・5話)
東城医大放射線科技師長。田口の要請で清原のAiを実施する。
松崎 行雄
演 - 六平直政(第3 - 最終話)※4話までは写真のみ
松崎事件と呼ばれた事件の被告。当時は進学塾の講師で、無暗に女子の体に触れることが保護者達に問題視されていた。20年前に女子高生を殺害した罪で逮捕され、当時導入されたばかりのDNA鑑定が決め手となり無期懲役の判決を受けた。その後鑑定に誤りがあったため、現在東京高裁で第5回公判のやり直し裁判が行われ、無罪判決が出て釈放される。島津の実父だったが、養子縁組の書類により法的に縁を切った状態にあった。
井野 悦郎
演 - 甲本雅裕(第8 - 最終話)
「松崎行雄支援の会」の代表。エステを中心に多くのレストランを経営している実業家で、また「法医学教室のアリアドネ」の主演女優と面識がある。松崎と同じ進学塾に大学時代、講師のバイトで務めており、松崎の人となりを知っていることから、松崎の無実を信じて支援していた。
尾崎 健二
演 - 升毅(第8 - 最終話)
「松崎行雄支援の会」の一人で「尾崎健二弁護士事務所」弁護士。井野の顧問弁護士だった縁で5年前から松崎の弁護を担当する。かつて自身も女子高生への痴漢事件の冤罪に巻き込まれた過去がある。多汗症に悩まされている。

ゲスト[編集]

第1話
清原 正夫
演 - 田口主将
田口が発見した遺体の男性。路上生活者であり、過去に借金を作り家族の前から失踪していた。
清原 信一
演 - 石黒英雄
清原の息子、父親から受け継いだ清原工業を営む。自身と母親を捨てた清原を憎み、清原の遺体引取りを拒否する。
第2話
谷口 市子
演 - あめくみちこ
母・静枝の長女。浴槽で死んだ母親の死を疑問に思い、妹の礼子(ひがし由貴)と正子(野々村のん)とは対照的に島津のAiによる事件性無しの診断に納得出来ないでいる。
青田 勝也
演 - 緋田康人
静枝の近所で乱暴な自転車運転をしている男性。失業中で昼間でも酒を飲んでいた。
検視官
演 - 前川泰之
神奈川県警察。友野の検視を担当し、矢上と同様に友野の死を事件性無しと判断する。
谷口 静枝
演 - 関えつ子
ボランティアで通学路の誘導員をしていた女性。自宅の浴槽で溺死した状態で発見される。
第4話
中野 貴弘
演 - 菅原大吉
東桜宮病院院長。杉山の死に納得できない遺族に対応するため、警察にも異状死届出を提出し、杉山に実施したAiの判断を仰ごうと東城医大にやってくる。
小島 秀一
演 - 東根作寿英
東桜宮病院外科医。杉山の執刀を担当していた。
杉山 美佐 / 杉山 智子
演 - 西原亜希 / 宮田早苗
杉山の家族。手術前は元気だった杉山が突然死亡したことに納得いかず、医療ミスを疑い真相を知りたがっている。
宮田 香織
演 - 伊勢佳世
白鳥の恋人だった女性。良性のポリープで手術を控えており、手術前は白鳥と元気に話していたが手術中に死亡する。両親の意向で解剖されなかったため手術に落ち度がなかったかわからないまま火葬された。
杉山 和夫
演 - 竹内宣二
東桜宮病院で亡くなった患者。前立腺癌により、前立腺を摘出したがその3日後に脳梗塞で死亡する。
第7話
野島 謙蔵
演 - おかやまはじめ
熊本星林医大の医師。島津の知り合いで、Aiセンターに導入される新型縦型MRIに興味を持ち東城医大にやってきた。
第8話
和泉 遥 / 佐藤 伸一
演 - 加藤あい / 木下隆行TKO)【友情出演】
『チーム・ジェネラル』の異名を持つ東城医大病院救命救急センターの救命医達。一時救命に所属していた田口のかつての同僚にあたり、佐藤は前作から昇進しセンター長に就任している。北山殺害の犯人に銃撃された田口の処置を担当する。
第9話
山岡 浩
演 - 市川勇
東城医大法医学教室教授。スミレが断った優花の解剖を担当する。語気が荒いうえに威圧感があり、アクが強い。
三谷 優花
演 - 戸井智恵美
河原で死体となって発見された女子高生。Ai、解剖を経て心不全と断定されるが、スミレの極秘の再解剖で他殺であることが突き止められる。

スタッフ[編集]

  • 脚本 - 後藤法子、田中眞一
  • 音楽 - 羽岡佳妹尾武
  • TD - 松岡良治
  • 撮影 - 初瀬康一
  • VE - 山下輝良
  • 照明 - 村澤浩一
  • 音声 - 二瓶尚穂
  • 編集 - 白水孝幸(1 - 4話)、田内文高(5 - 最終話)
  • ライン編集、EED(5話) - 萩原隆司
  • 選曲 - 谷川義春
  • 音響効果 - 竹嶋あゆみ
  • MA - 大石佳奈
  • 美術プロデュース - 津留啓亮
  • デザイン - 根本研二
  • 美術進行 - 杉山貴直
  • 装飾 - 田村康利
  • 大道具 - 大地研之
  • 操作 - 坂井貫浩
  • 建具 - 阿久津正巳
  • 電飾 - 谷口雅彦
  • アクリル装飾 - 中村哲治
  • 植木装飾 - 後藤健
  • 持道具 - 市川清美
  • メイク - 佐々木彩河野明子(1話)
  • 衣装 - 渋沢有美
  • スタイリスト - 中川原寛、西ゆり子
  • タイトルバック - イレブングラフィックス
  • スチール - 桂修平
  • スタジオ管理 - 金子康貴
  • CGプロデュース - 奥田圭一
  • CG - 相川はじめ 、福井直人
  • スタンドコーディネーター - 釼持誠
  • ガンアクションコーディネーター - 早川光
  • 特殊造形 - 松井祐一
  • Ai監修 - 山元正二(Ai情報センター代表理事)
  • 警察監修 - 杢尾尭
  • 法医学監修 - 髙木徹也(杏林大学医学部法医学教室准教授)
  • 法医指導 - 奈良明奈(東京医科歯科大学大学院司法医学分野PD)
  • 医療取材協力 - 原田智幸(東京女子医科大学救命救急センター講師)
  • クラシック監修 - 野本由紀夫(玉川大学芸術学部教授)
  • 犯罪心理監修- 越智啓太(法政大学文学部心理学科教授)
  • MRI取材協力 - 新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター
  • MRI技術指導 - 谷口貴久、松野太郎
  • 科学監修 - 大島まり(東京大学情報学環 生産技術研究所教授)
  • 救命救急監修 - 原田智幸(東京女子医科大学救命救急センター講師)
  • 法律監修 - 本山信二郎(広尾マイスター法律事務所)
  • 看護指導 - 石田喜代美
  • 医事指導 - 後藤大輔、中島真理子
  • 編成 - 浦邊日出彦(関西テレビ)、塩原充顕(フジテレビ)
  • 宣伝 - 豊増雄(関西テレビ)
  • 広告 - 北村友香理(関西テレビ)
  • ホームページ - 大島直彰(関西テレビ)
  • 営業 - 乾正志(関西テレビ)
  • 制作担当 - 北田宏和
  • 制作主任 - 小合智宏
  • 記録 - 小宮尚子、山本明美、杉山珠美
  • スケジュール - 安見悟朗
  • 助監督 - 吉原通克
  • AP - 佐藤利佳
  • プロデューサー - 豊福陽子(関西テレビ)、遠田孝一、八巻薫(MMJ)
  • 演出 - 今井和久小松隆志、星野和成
  • 制作 - 関西テレビMMJ

主題歌[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
stage 1 2011年7月12日 心不全トリックの謎 後藤法子 今井和久 14.2%
stage 1-2 2011年7月19日 Aiが見逃した殺意 11.6%
stage 1-3 2011年7月26日 偽りの死亡時刻 星野和成 12.0%
stage 1-4 2011年8月2日 2人目の不審死 小松隆志 11.3%
stage 2-1 2011年8月9日 20年目の復讐 田中眞一 12.5%
stage 2-2 2011年8月16日 完全犯罪のメロディー 後藤法子 星野和成 11.6%
stage 2-3 2011年8月23日 真犯人 小松隆志 13.5%
stage 2-4 2011年8月30日 貫通 星野和成 12.3%
stage 3-1 2011年9月6日 20年目の再犯 田中眞一 12.2%
stage 3-2 2011年9月13日 点と線 後藤法子 小松隆志 14.1%
final stage 2011年9月20日 さよならバチスタコンビ! 殺人迷宮からの救出 15.4%
平均視聴率 12.8%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
関西テレビフジテレビ 火曜22時枠ドラマ
前番組 番組名 次番組
チーム・バチスタ3
アリアドネの弾丸
(2011.7.12 - 2011.9.20)
HUNTER
〜その女たち、賞金稼ぎ〜

(2011.10.11 - 2011.12.13)

脚注・出典[編集]

  1. ^ 海堂尊. “ついに厚生労働省「死因究明に資するAiの活用に関する検討会」で講演。”. 海堂尊オフィシャルサイト. 2011年7月16日閲覧。
  2. ^ チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸”. 関西テレビ放送. 2013年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月10日閲覧。
  3. ^ 映画版『ジェネラル・ルージュの凱旋』では三船事務長役を演じていた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]