アメリカ統合参謀本部副議長
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アメリカ統合参謀本部副議長(アメリカとうごうさんぼうほんぶふくぎちょう、英:Vice Chairman of the Joint Chiefs of Staff)は、アメリカ軍における軍人(制服組)のポストの1つ。1986年のゴールドウォーター=ニコルズ法によって創設された、統合参謀本部議長に次ぐアメリカ軍第2位の軍人である。
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任命と就任資格 [編集]
統合参謀本部副議長に関する規定が置かれているのは、合衆国法典の第10編第1部第5章154条(10 U.S.C. §154)である。同条(a)項によれば、副議長は大統領によって任命(指名)され、上院の「助言と承認」(advice and consent)をもって就任することと定められている[1]。同項によれば、副議長に任命される資格を持つのは「現役任務に就いている軍人」であり、さらに同条(f)項には副議長は「その在任中大将(四つ星)の地位を保持する」と定められていることから[1]、副議長には現役の陸海空軍ないしは海兵隊大将の中から選任されるか、中将が昇任と併せて補職されることになる。ただし、現在まで9人の副議長が就任しているが、第3代のウィリアム・オーウェンズ副議長を除く8人は、全員が既に大将に昇任済みの将官であり、他の大将ポストからの横滑りである。
任務と権限 [編集]
統合参謀本部副議長の主な任務は議長不在の際には、副議長が統合参謀本部を統括し、議長の義務を代行する。
歴代の統合参謀本部副議長 [編集]
| 代 | 名前 | 写真 | 軍種 | 前職 | 就任 | 退任 | 後職 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ロバート・T・ヘレス | 空軍 | 宇宙軍司令官兼北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)司令官 | 1987年2月6日 | 1990年2月28日 | 退役 | ||
| 2 | デイヴィッド・E・ジェレマイア | 海軍 | 太平洋艦隊司令長官 | 1990年3月1日 | 1994年2月28日 | 退役 | 1993年10月1日から同月24日までの間、議長代理を務める[2]。 | |
| 3 | ウィリアム・オーウェンズ | 海軍 | 資源・要求・評価担当海軍作戦次長 | 1994年3月1日 | 1996年2月27日 | 退役 | ||
| 4 | ジョゼフ・W・ラルストン | 空軍 | 空軍航空戦闘軍団司令官 | 1996年3月1日 | 2000年2月29日 | 欧州連合軍(NATO軍)最高司令官兼欧州軍司令官 | ||
| 5 | リチャード・マイヤーズ | 空軍 | 宇宙軍司令官兼NORAD司令官 | 2000年2月29日 | 2001年10月1日 | 統合参謀本部議長 | ||
| 6 | ピーター・ペース | 海兵隊 | 南方軍司令官 | 2001年10月1日 | 2005年8月12日 | 統合参謀本部議長 | ||
| 7 | エドマンド・ジャンバスティアーニ | 海軍 | 統合戦力軍司令官兼NATO変革連合軍司令官 | 2005年8月12日 | 2007年10月1日 | 退役 | ||
| 8 | ジェームズ・E・カートライト | 海兵隊 | 戦略軍司令官 | 2007年10月1日 | 2011年8月3日 | 退役 | ||
| 9 | ジェームズ・A・ウィニフェルド・ジュニア | 海軍 | 北方軍司令官兼NORAD司令官 | 2011年8月4日 | 現任 |
脚注・出典 [編集]
- ^ a b アメリカ合衆国法典第10編第1部第5章154条 (英語) コーネル大学ロースクールが開設している合衆国法典の検索・閲覧サイトより。
- ^ コリン・パウエル大将の退任・退役からジョン・シャリカシュヴィリ大将が着任するまでの間。
外部リンク [編集]
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