アメリカ合衆国大統領就任式

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アメリカ合衆国大統領就任式(アメリカがっしゅうこくだいとうりょうしゅうにんしき、The United States presidential inauguration)は、次期大統領 ( President-elect ) によるアメリカ合衆国大統領職への就任宣誓を中心とする式典。

目次

就任宣誓 [編集]

アメリカ合衆国憲法修正第20条により、大統領選挙一般投票翌年の1月20日正午(アメリカ東部標準時、当日が日曜日の場合は1月21日)より新大統領の任期は開始されるが、憲法第2条第1節により、アメリカ合衆国大統領はその職務を執行する前に

私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。

との宣誓(oath)(または確約(affirmation))をする義務がある。明文上の規定はないが、宣誓の場合は最後に「So help me God.」(神よ照覧あれ)と付け加えるのが慣例。大統領就任式は新大統領の就任を国内外に宣明する式典であるとともに、式典のハイライトである就任宣誓は法的手続きでもある。宣誓は首都ワシントンD.C.アメリカ合衆国議会議事堂前で、新大統領の任期開始時刻と合わせて行われる。就任式当日は祝日となる。

式典の歴史 [編集]

初代大統領のジョージ・ワシントンの就任式は1789年4月30日にニューヨークで初めて行われた。その後は大統領選の4ヵ月後の3月に設定されていた。1901年から現在の議会議事堂前で行われる。

就任式は開催1ヶ月前から設営されており、直前になると警備がさらに強化される。また、世界中からメディア・記者が取材するため、全米テレビネットワークでは就任式の模様も同時放送されている。

ただし大統領の死亡や辞任によって副大統領が昇格する場合は大掛かりな式典は行われない。1963年ケネディ大統領暗殺事件直後では、当時副大統領だったリンドン・ジョンソンダラスからワシントンへ戻る副大統領専用機の機内で宣誓がただちに非公開で行われた。リチャード・ニクソンの大統領辞任に伴うジェラルド・フォードの昇格の際は、宣誓と就任演説がホワイトハウス内の広間 East Room で行われた。

式典の流れ [編集]

式典は正午より少し前から行われ、先立って新副大統領の宣誓が行われる。そして正午、新大統領が合衆国最高裁判所長官の面前で宣誓すると、大統領の到着を示す曲である Hail to the Chief が演奏され、21発の礼砲が撃たれる。新大統領は引き続き就任演説を行う。その後、祝賀昼食会で就任を祝った後、最初の公務である議会での書類の署名。つづいて議事堂からペンシルベニア通りホワイトハウスまでパレードを行い、式典が終了する。パレードではジミー・カーターの大統領就任式から、途中で車を降りて徒歩で移動するのが慣例となっている。

なお就任式の夜には祝賀晩餐会舞踏会が開かれ大統領夫妻が踊りを披露するのが慣例。

有名な就任演説 [編集]

  • フランクリン・ルーズベルト(第32代)「我々が唯一恐れるべきなのは、恐れそのものである」(“So, first of all, let me assert my firm belief that the only thing we have to fear is fear itself” )
  • ジョン・F・ケネディ(第35代)「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるかを考えて欲しい」”Ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country. ”


関連項目 [編集]

外部リンク [編集]