アメリカ合衆国国定記念建造物

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アメリカ合衆国の指定する記念建造物(きねんけんぞうぶつ、National Memorial)は、アメリカ合衆国の文化遺産保護制度の一つ。議会が定めた記念建造物を指す。国定メモリアルなどとも訳される。

概要[編集]

国定記念建造物は、アメリカ合衆国下院が、アメリカ合衆国の歴史上の人物や出来事を記念する記念建造物の建造を立法化するか、または既存の重要な物件を指定したものである。記念建造物は必ずしも出来事が起きたその場所に置かれているとは限らない。国定モニュメントと類似した制度であるが、国定モニュメントが大統領の指定によるものである点と、国定モニュメントには自然のものも含まれる点とが異なっている。最初に国定記念建造物に指定された物件はワシントン記念塔である。

大部分の国定記念建造物はアメリカ合衆国国立公園局が所有し管理している。一部の物件は他の組織が所有しているが、国立公園局の所属地域(affiliated area)にあるものとされ、一定の規制の下におかれる。ただし所属地域の地権者は、物件の管理費用に関して公的助成を申請することができる。国立公園局が所有している国定記念建造物は全て国家歴史登録財に登録される。国立公園局の所有でない物件には登録されていないものもある。

ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアル

アメリカ政府以外の民間組織が「ナショナル・メモリアル」と称する建造物を建造することも、政府に関連するものと誤解を生じさせるものでない限りは違法ではない。このような建造物の例として、ジョージ・ワシントンフリーメーソンであったことを記念する博物館であるジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアルがある。

国定記念建造物の一覧[編集]

44件の国定記念建造物がある。

廃止されたもの[編集]

検討中のもの[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]