アムールヒョウ

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アムールヒョウ Amur leopard
Amur Leopard Panthera pardus orientalis Facing Forward 1761px.jpg
保全状況評価
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 食肉目 Carnivora
: ネコ科 Felidae
: ヒョウ属 Panthera
: ヒョウ P. pardus
亜種 : アムールヒョウ P. p. orientalis
学名
Panthera pardus amurensis
Schlegel, 1857
シノニム

Panthera pardus amurensis

アムール川の流域
アムール川の流域
動物園のアムールヒョウ

アムールヒョウPanthera pardus orientalis または、Panthera pardus amurensis別名:シベリアヒョウ)はネコ科ヒョウ属ヒョウの1亜種で最北の地に生息しているヒョウの1種である。

分布[編集]

朝鮮半島中国東北部ロシア南東部(アムール川流域)に分布していたが、現在はロシア南東部の森林に生息しているだけで絶滅する可能性が非常に高く危惧されている。環境破壊や毛皮などのための密猟で激減してしまった。

生態[編集]

  • 食性は肉食。魚卵シカウサギアナグマ、小型齧歯類などを捕食する。
  • 夜に単独で狩りをするとされる。
  • 食べ残しや余分に獲れた獲物を木の上で落葉などをかけて貯蔵する。
  • 毛色は金色に近いオレンジ色で、夏期は毛の長さが約2.5cmだが、冬期には約7cmにまで長くなる。冬毛は淡いクリーム色に変わる。
  • また黒い斑点模様のローゼットは他のヒョウの亜種より大きなより広く間隔を持つ。
  • オスの首にタテガミのような長い毛がある。
  • 平均寿命は約15年。
  • 妊娠期間は90-105日。
  • 1回の出産で2-4頭を出産する。

個体数[編集]

WWFの2013年の調査結果では野生のアムールヒョウは48-50頭と推測される。少なくとも43-45頭の成獣と、4-5頭の幼獣が生息していることが確認され、2007年の調査では27-34頭であったことと比べると、1.5倍に増加しており、回復の兆しを見せている[1]

人間との関係[編集]

アムールヒョウの中国語名は「遠東豹」である。

保護活動[編集]

  • ロシアにおいてアムールヒョウの生息地を通る原油パイプライン計画があったが、WWFと他の環境保護団体の反対行動により、アムールヒョウに影響の少ないルートに計画変更されている。
  • 個体群管理計画(Population Management Plan)は、アムールヒョウのために確立され、計画繁殖を動物園等で調整している。

展示[編集]

アムールヒョウ(神戸市立王子動物園 オス「カニム」)

日本では、1991年に旭山動物園においてアムールヒョウの「ビック」が、日本初の自然繁殖に成功した[2]。また、日本の動物園にいるアムールヒョウは「ビック」の血縁である[2]

脚注[編集]

  1. ^ 絶滅寸前のアムールヒョウに回復の兆し - WWFジャパン、2013年4月13日
  2. ^ a b 「シベリアヒョウの誕生」”. モユクカムイ第25号. 旭川市旭山動物園公式ホームページ. 2013-5-13 05:10時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]