アマリリス

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アマリリス
アマリリス(Merry Christmasという品種)
アマリリス(Merry Christmasという品種)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: アマリリス(ヒッペアストルム)連 Hippeastreae
亜連 : アマリリス(ヒッペアストルム)亜連 Hippeastrineae
: アマリリス(ヒッペアストルム)属 Hippeastrum
Herb.
ホンアマリリス
March lilly grave 1.JPG
ホンアマリリス (Amaryllis belladonna )
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: ホンアマリリス連 Amaryllideae
亜連 : ホンアマリリス亜連 Amaryllidinae
: ホンアマリリス属 Amaryllis
: ホンアマリリス Amaryllis belladonna L


アマリリスAmaryllis)は、ヒガンバナ科ヒッペアストルム属(ヒペアストラム属とも、ラテン名 Hippeastrum)の園芸雑種。学名 Hippeastrum×hybridum。多年草で原産は南アメリカ。初夏にユリに似た六弁の大きい花を2 - 4個つける。花の色は白・赤・薄紅など。現在販売されている球根には、八重咲きのものが多い。また、通常の花は横向きだが、上を向いて咲く受け咲き種、香りのある品種なども作られている。

日本には江戸時代末期に、キンサンジコ Hippeastrum puniceum、ジャガタラズイセン Hippeastrum reginae、 ベニスジサンジコHippeastrum vittatum等の原種が渡来している。

春植え球根の代表種であり、こぶし大の球根は成長が早く4月に植えると1ヶ月後には開花する。植え付け、植え替えはソメイヨシノが散る頃が適期である。

ヒガンバナ科のほかの植物と同じく、球根などにリコリンを含み有毒。

アマリリスという言葉について[編集]

「アマリリス」という言葉は広く使われているが、学名を意識して考えるとややこしいことになっている。

日本で一般的な人が「アマリリス」という場合は、冒頭に述べたような意味である。Hippeastrum属であるのに「アマリリス」というのは、かつてAmaryllis属に分類されていた名残である。

また、Amaryllis属というものがあるのに、Hippeastrum属の和名をアマリリス属としている場合があり、混乱があるようである。

Amaryllis属の植物、すなわち「本来のアマリリス」とでも言うべきものは、南アフリカ原産のホンアマリリスベラドンナリリーアマリリス・ベラドンナ(学名 Amaryllis belladonna)などと呼ばれる植物であり、 数品種が夏植え球根として販売されている。

画像[編集]