アブロ チューダー

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アブロ チューダー

チューダー (Tudor) はイギリス航空機メーカーであるアブロ社がリンカーン爆撃機を原形にして開発・製造したレシプロ旅客機である。リンカーンはランカスターの改良型であり、チューダーも名機ランカスターの流れをくんでいるといえよう。チューダーはアブロの技術者また設計者ロイ・チャドウィックにより設計されたが、1947年整備ミスのチューダーに搭乗中、離陸に失敗して死亡した。この機はダグラス DC-3 をはじめとする同クラスの旅客機と競合した結果、受注をほとんど得ることができなかった。

初期のころ垂直尾翼は短く丸まった形状をしていたが、方向安定性が不足することが判明したため、全高を高くし、ラダーを角型とすることで面積が大幅に拡大された。

チューダーを流用して試作機アシュトンが製造された。

仕様 (Avro 689 Tudor 2)[編集]

  • 乗員: 2-4 名
  • 乗客: 40-60 名
  • 全長: 32.18 m
  • 全幅: 36.58 m
  • 全高: 7.39 m
  • 全備重量: 36,287 kg
  • エンジン: ロールス・ロイスマーリン 621 1,770 hp × 4
  • 巡航速度: 459 km/h
  • 航続距離: 3,740 km
  • 運用高度: 8,720 m

チューダーは全部で38機製造された。

関連項目[編集]