アフリカウシガエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| アフリカウシガエル | ||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アフリカウシガエル Pyxicephalus adspersus
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Pyxicephalus adspersus Tschudi, 1838 |
||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| アフリカウシガエル | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| African bullfrog |
アフリカウシガエル(阿弗利加牛蛙、Pyxicephalus adspersus)は、動物界脊索動物門両生綱無尾目アカガエル科に分類されるカエル。Pyxicephalus属の模式種。
目次 |
[編集] 分布
アンゴラ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ共和国、モザンビーク
[編集] 形態
最大体長24cm。最大体重1,400g。メスよりもオスの方が大型になる。体形は太い。
幼体の体色は明緑色に明色の筋模様が入るが、亜成体は緑褐色や灰緑色に隆起に沿って淡黄色の筋模様が入る。
[編集] 生態
サバンナ等に生息する。外敵に襲われると、相手に噛みつく。
食性は動物食で、昆虫類や節足動物、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。貪欲で目の前で動くものには何でも飛びついて捕食し、しばしば共食いも行う。
繁殖形態は卵生。オスは降雨後にできた水場に集まり、昼間にメイティングコールを行う。池沼や水溜まり等に3,000-4,000個の卵を産む。オスは水場の近くで幼生を守り、近づいてきた動物に対して威嚇したり噛み付く。また水場が干上がりそうになると、別の水場から幼生のいる水場へ水路を掘って引水することもある。
[編集] 人間との関係
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に飼育下繁殖個体の亜成体が流通する。テラリウムで飼育される。水は全身が漬かれて倒されないような頑丈な水容器を用意し、夜間や照明を消した際に霧吹きで湿度を上げる。餌はコオロギや大型個体にはピンクマウス等を与える。ピンクマウスを与える場合は消化に時間がかかるため、昆虫類を与える時よりも給餌の間隔を空ける。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、270頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館、2004年、48頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1 ユーラシア大陸、アフリカ大陸とマダガスカル、オーストラリアと周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2004年、70頁。
- 海老沼剛 『かえる大百科』、マリン企画、2008年、53頁。
[編集] 外部リンク
- 2007 IUCN Red List of Threatened Species
- Channing, A., Poynton, J.C., Minter, L., Howell, K. & Harrison, J. 2004. Pyxicephalus adspersus. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species.