アフガニスタン女性革命協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
RAWAのロゴ

アフガニスタン女性革命協会(アフガニスタンじょせいかくめいきょうかい、英語: Revolutionary Association of the Women of Afghanistan, ペルシア語: جمعیت انقلابی زنان افغانستان‎, パシュトー語: د افغانستان د ښڅو انقلابی جمعیت‎)とはアフガニスタン女性解放世俗主義国家の樹立を求めて1977年に結成されたムスリムの女性人権団体である。略称はRAWA[1]。創設者はミーナ・ケシュワル・カマル英語版

設立当初の本部事務所はアフガニスタンの首都カブールを拠点としていたが、1980年代初頭にパキスタンクエッタへ移転した。創設以来現在までパキスタン国内の難民キャンプ及びアフガニスタン国内で人権侵害を受けた女性の保護や女子教育を行っている。いわゆるリベラル・ムスリムの活動組織の一部。

ソ連軍とアメリカのアフガニスタン侵攻ターリバーン北部同盟などの狂信的イスラム原理主義者に対する強い反抗の姿勢でも知られている。非暴力的な戦略を支持しているが、創設者ミーナを始め、多くのメンバーが狂信的なイスラーム過激派によって殺害された。

脚注[編集]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 清末愛砂前田朗桐生佳子[編著]『平和とジェンダー正義を求めて―アフガニスタンに希望の灯火を』耕文社、2019年10月1日。ISBN 978-4-86377-058-4 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]