アビアンカ航空410便墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アビアンカ航空410便
事故の概要
日付 1988年3月17日
概要 CFIT
現場 コロンビアの旗 コロンビアククタ
乗客数 136人
乗員数 7人
死者数 143人(全員)
機種 ボーイング727-21
運用者 アビアンカ航空
機体記号 HK-1716
出発地 カミーロ・ダサ国際空港英語版
目的地 ラファエル・ヌニェス国際空港英語版

アビアンカ航空410便墜落事故英語: Avianca Flight 410)とは1988年3月17日13時17分にコロンビアククタ付近でアビアンカ航空410便が墜落した航空事故である。機体はコロンビアの国営航空会社であるアビアンカ航空が運航するボーイング727-21であった。410便はククタ-カミーロ・ダサ国際空港英語版 (CUC) 発カルタヘナ・デ・インディアス-ラファエル・ヌニェス国際空港英語版 (CTG) 行きの定期国内旅客便であった。機体はククタの滑走路33を離陸した直後エル・エスパルティージョ山 (el cerro Espartillo) に墜落した。

機体の登録記号はHK-1716であった。事故機は以前パンナムの#N321PA(愛称:クリッパー・ケルンボン (Clipper Koln-Bonn) )として飛行していた。これはアビアンカ航空へ1974年9月20日に売却された。この機体は1966年製であり、飛行時間は43,848時間であった[1]

当時、1995年12月20日にアメリカン航空965便バジェ・デル・カウカ県ブガ英語版付近の山に墜落し150人が死亡するまで、410便の墜落はコロンビアで死亡者数が最多の航空事故であった。事故原因はパイロット・エラーであると断定された。

AV410はカルタヘナへ向けてククタの滑走路33を13時13分から13時17分の間に離陸した。地上の目撃者があまりにも低空を飛行していたボーイング727を目撃したと知らせるまでHK-1716からこれ以上詳しい情報はなかった。事故機は13時18分01に木々に接触しながら山と向かい合うように衝突した。燃料が爆発し、727は半分に破壊され崩壊した。遺体は半径60m以内に散乱していた。乗員7人、乗客136人に生存者はいなかった。

救助作業と委員会が事故現場へ急いだが、夕暮れによる視界不良のため到着できなかった。地域住民は明かりを提供し、救助隊がHK-1716の残りの部分がある山頂に到達する手助けをした。翌日、遺体は親族による身元確認のため410便の出発地ククタへ運ばれた。

公式の事故原因は6,343フィートでのCFITであるとされた。調査では考えられる事故原因がいくつか挙げられ、その中にはコックピットにクルーでないパイロット (non-crew pilot) がおり、その存在がパイロットの注意をそらしたりその人物が航空機の操縦に干渉したりしたという考えや、機長と副操縦士のチームワーク (CRM英語版) が欠如していたという考えとなども含まれていた。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯8度05分01秒 西経72度41分33秒 / 北緯8.0837度 西経72.6925度 / 8.0837; -72.6925