アパチンガン憲法

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アパチンガン憲法

アパチンガン憲法(Constitución de Apatzingán)とは、メキシコ最初の憲法

1813年9月、メキシコ南部を制圧した司祭ホセ・マリア・モレーロスは、チルパンシンゴで開催された議会に8名の「議員」を招集し、メキシコの独立宣言を発した[1]。その後副王軍に追われて本拠地をアパチンガンに移し、1814年9月22日に憲法が定められた[1]。正式には「メキシコ、アメリカの自由のための政規」(Decreto Constitucional para la Libertad de la América Mexicana)という[1]

この憲法は全文242ヶ条から成り、憲法では身分制の廃止、主権在民、三権分立、私有財産の保障などが定められていた[1]。しかし、モレーロスは1815年12月に副王軍に捕らえられ、12月12日に処刑されたため、アパチンガン憲法は施行されなかった[1]


脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 中川2000, p87

出典[編集]

  • 中川和彦「ラテンアメリカの独立の動きと先駆的憲法」、『成城法学』第61号、成城大学法学部、2000年3月、 67-94頁。