アニー・ハズラム

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アニー・ハズラム
基本情報
出生名 Ann Haslam
出生 1947年6月8日
出身地 イングランドの旗 イングランド ランカシャー ボルトン
ジャンル プログレッシブ・ロックフォークポップス
職業 シンガーソングライター
活動期間 1971年 -
レーベル ワーナー・ブラザーズ・レコード
Spartan Music
エピック・レコード
トランスアトランティック・レコード
White Dove
共同作業者 ルネッサンス、ネヴァダ
公式サイト www.anniehaslam.com

アニー・ハズラム[1](Annie Haslam、1947年6月8日 - )は、イギリスの女性歌手。主にプログレッシブ・ロックの分野で活動し、ルネッサンスのメンバーとして知られる。オペラ的なスタイルの歌唱法を駆使し、声域は5オクターヴに及ぶ[2]

来歴[編集]

ランカシャーのボルトンで生まれた[3]。最初は服飾デザイナーを目指していたが、やがて歌手になろうと決心し、シビル・ナイトというオペラ歌手から歌を習う[2]。そしてルネッサンスに加入し、アルバム『プロローグ』(1972年)でプロ・デビューを果たした。ルネッサンスでの活動と並行して、アニーはロイ・ウッドと親交を深め、1977年にはロイをプロデューサーに起用したアルバム『不思議の国のアニー』でソロ・デビューを果たした。

1980年、ルネッサンスは一時的に解散状態となり、アニーはルネッサンスの中心人物であるマイケル・ダンフォードと共にネヴァダというユニットを結成した。ネヴァダはシングルを2枚発表した後、ルネッサンスの元メンバーのジョン・キャンプがネヴァダに合流したのに伴い、再びルネッサンスの名義に戻る。ネヴァダとしてのオリジナル・アルバムは発表されなかったが、2000年にはシングル曲や未発表音源を収録したコンピレーション・アルバム『Pictures in the Fire』がリリースされた[4]。2枚目のソロ・アルバム『スティル・ライフ』(1985年)は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演によるクラシックの楽曲のカヴァー集で、ルイス・クラーク編曲指揮を担当した。

1987年にルネッサンスが解散すると、アニーはソロ活動に専念する。1989年発表のアルバム『アニー・ハスラム[5]』(初回発売時の日本語タイトルは『ムーンライト・シャドウ』[6])は、マイク・オールドフィールドのカヴァー「ムーンライト・シャドウ」を収録しており、同曲は後に再結成ルネッサンスのライヴでも歌われた。1991年3月には初の日本公演を行い、東京公演と大阪公演では、前年にアニーと共演した土橋安騎夫がゲスト参加した[6]

1992年トニー・ヴィスコンティをプロデューサーに起用して4枚目のソロ・アルバムの制作に入るが、アニーが乳癌と診断される[3]。しかしアニーは音楽活動を諦めず、治療を経て1994年にはアルバム『ブレッシング・イン・ディスガイズ』を日本で先行発売した。

1995年イエストリビュート・アルバムテイルズ・フロム・イエスタデイ』にゲスト参加した。1997年には自分のレーベルであるWhite Doveを設立し、翌年にはリオデジャネイロ公演を収録したライヴ・アルバム『アンダー・ブラジリアン・スカイ』をリリース。

1999年発表のソロ・アルバム『The Dawn of Ananda』では、ルネッサンス時代の盟友マイケル・ダンフォードや、後に再結成ルネッサンスのメンバーとなるミッキー・シモンズ(元キャメル)とレイヴ・テサー等のミュージシャンを曲作りのパートナーとして招いた。2000年にはルネッサンスの再結成に参加する。

ディスコグラフィ[編集]

ソロ・アルバム[編集]

  • 不思議の国のアニー - Annie in Wonderland(1977年)
  • スティル・ライフ - Still Life(1985年)
  • アニー・ハスラム - Annie Haslam(1989年)
  • ブレッシング・イン・ディスガイズ - Blessing in Disguise(1994年)
  • アンダー・ブラジリアン・スカイズ - Live Under Brazilian Skies(1998年)
  • The Dawn of Ananda(1999年)
  • It Snows in Heaven Too(2000年)
  • One Enchanted Evening(2002年)
  • ライヴ・イン・フィラデルフィア1997 - Live Studio Concert(2006年)
  • ナイト・アンド・デイEP - Night and Day(2006年、マジェンタとの連名によるEP)
  • ウーマン・トランセンディング - Woman Transcending(2007年)

ゲスト参加作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 一部のレーベルや資料の表記ではアニー・ハスラムとなっていることもある
  2. ^ a b Annie Haslam : AllMusic - Biography by Jason Ankeny
  3. ^ a b Annie Haslam -Music-(アニー・ハズラム公式サイト内Biography、2009年12月16日閲覧)
  4. ^ Nevada -Pictures In The Fire Album Review-
  5. ^ エピックレコードジャパンによる日本盤再発CD(ESCA 7859)の正式な日本語タイトル
  6. ^ a b 『アニー・ハスラム』日本盤CD(ESCA 7859)ライナーノーツ(MASA MATSUZAKI、2000年12月21日)

外部リンク[編集]