アドルフ・ムシュク
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アドルフ・ムシュク(Adolf Muschg, 1934年5月13日 - )は、スイスのドイツ語作家、ドイツ文学者。チューリヒに小学校教師を父として生まれる。父は再婚で既に60代だった。異母兄姉に文学史家ヴァルター・ムシュク、児童文学作家エーラス・ムシュクがいる。チューリヒのギムナジウムに通い、チューリヒ、ケンブリッジでドイツ文学、英文学、心理学を修めた。1959年エルンスト・バルラハの戯曲についての論文で博士号を取得。1959年から62年のあいだ州立実科高等学校の教諭を務める。1962年から64年まで東京の国際基督教大学で講師を務め、帰国後日本を舞台にした小説『兎の夏』で作家デビューを果たした。以後ドイツのゲッティンゲン大学(1964-67、助手)、アメリカ合衆国のコーネル大学(1967-69、助教授)、スイスのジュネーヴ大学(1969-1970、助教授)、チューリッヒ工科大学(1970-1999、教授)で教鞭を取りながら作品を発表している。1970年にはスイス作家協会から分離したオルテン・グループの創設に係わり、同グループの主導者のひとりであった。1974年にはスイス憲法改革委員に名を連ね、1975年には社会民主党から上院議員選に立候補している(落選)。1999年からベルリン科学アカデミーの会員となり、2003年から2005年まで会長を務めた。親日家であり、妻は日本人である。
参考文献 [編集]
- アドルフ・ムシュク 『ハンズィとウメ、そして私』 野口薫訳、朝日出版社、2010年