アッシニア
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額面15ソルのアッシニア(1792年)
アッシニア(仏: Assignat)は、フランス革命期の土地債券。1789年から1796年にかけて破産したフランス財政を救うために発行され、後に紙幣化したが、激しいインフレーションを引き起こして、国民の生活を逼迫させた。アシニャ(こちらの方がフランス語の発音に忠実)、アシニアとも表記する。
[編集] 概要
アッシニアは、没収されて国有化された教会財産の土地を担保にして発行されたが、その後、不兌換紙幣として増刷が乱発されて信用が極度に失墜し、経済的混迷を深めさせる原因ともなった。
公安員会政府は経済統制を強めることでインフレ抑制を試み、一時的には成功するが、政府がクーデタで崩壊したのをきっかけに再度、暴落を始めた。
続く総裁政府は、自由主義を信奉するブルジョワジーを支持基盤としたため経済統制という方法を嫌って、強制債券を国民に割り当てて購入させることでアッシニア紙幣の市場からの回収を試みたが、この政策は大変に不評で騒動になった。
さらに土地手形を発行して1:30の交換比率でアッシニアと交換したが、これはただ同然の価格で国有地を富裕層に売却することを意味したため、バブーフの陰謀という、左派の蜂起を引き起こした。土地手形も紙幣化したが、そのアッシニアとの実勢価格比は1:400ほどであった。しかし正貨に対しては土地手形も2~3フランの価値しかなかった。
最終的には、アッシニアの信用回復は不可能として、紙幣の流通が禁止された。フランスは再び正貨のみとなった。
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