アタテュルク廟

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Anitkabir Mausoleum Ataturk.JPG

アタテュルク廟(アタテュルクびょう)とは、トルコ共和国の首都アンカラにある、初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク霊廟の事である。トルコではアヌトゥカビル(Anıtkabir)と呼ばれる。

アンカラ市街南東の丘の上に位置し、廟が建設される以前はラサットテペ[1][出典 1]と呼ばれ、紀元前8世紀頃のフリギア人の古墳があった。この古墳は廟が建設される際に発掘調査されたのち取り壊された。

1938年のケマルの死と同時に、この丘に巨大な廟の建設が開始された。この廟が完成するまでケマルの棺はアンカラ市街を見下ろす丘に立つ邸宅(現在の民俗学博物館)に安置されていた。トルコ国内で産出した石材のみを用いて建設され、1953年9月1日に完成した。

ムスタファ・ケマル・アタテュルクの墓のほか、ケマルが生前に愛用していた品々や蔵書[2][出典 1]、また各国から贈られた品々などを展示した博物館が併設されている。博物館にはケマルが活躍したガリポリの戦いや、サカリヤ川の戦いを再現したコーナーもあり、初代大統領の数々の業績を誇っている。

第二代大統領イスメト・イノニュの墓もある。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テぺは遺丘と訳され、ホユック、フユックと同意語、テぺは円形で水辺にある。大きいのは直径300~500メートル、高さが20メートルを超す。
  2. ^ 考古学や言語学の本が多く含まれている。

出典[編集]

  1. ^ a b 大村幸弘「民族のアイデンティティーを求めて」/ 大村幸弘・永田雄三・内藤正典編著『トルコを知るための53章』明石書店 2012年 27ページ