アジェンダ (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社アジェンダ
AGENDA Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
060-0003
北海道札幌市中央区北3条西2-2-1
NX札幌ビル7F
設立 1990年11月2日
業種 情報・通信業
法人番号 8430001000493 ウィキデータを編集
事業内容 ・ソフトウェア業
・情報処理サービス業
・情報提供サービス業
・インターネット附随サービス業
・電気通信事業法に基づく電気通信事業
代表者 千葉均(代表取締役社長)
資本金 1億6545万円
純利益 7688万8000円
(2023年3月期)[1]
純資産 9億2271万8000円
(2023年3月期)[1]
総資産 12億4103万7000円
(2023年3月期)[1]
従業員数 61名(2014年7月1日現在)
主要株主 松井文也
ソースネクスト[2]
外部リンク http://www.agenda.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社アジェンダ (AGENDA Co.,LTD) は、北海道札幌市中央区に本社を置く日本のソフトウェア制作会社。

1990年デービーソフトの元スタッフがスピンオフし設立。現在は旅行業界向けのシステム開発を主業務としている。

かつての事業[編集]

宛名職人[編集]

はがき作成ソフトウェア。1993年にアジェンダがMacintosh用として開発・販売した。その後、2016年に著作権・商標権等の権利をソースネクストに譲渡し、アジェンダ名義での開発・販売・サポートは終了した。しかしその後も受託開発としてソースネクストから委託され、開発には携わっている。

ゲーム部門[編集]

1991年よりゲーム開発ブランド「アージェント」を使用していた[3]が、2007年頃より「ちかごろはゲームばかり作っているわけでもないので」[4]という理由で会社名のアジェンダを使用するようになった。

デービーソフトの後期のゲームに見られる独特な雰囲気を継承していたが、2008年にはスタッフの一部が独立し、スマイルブームを設立した。その後は、携帯電話・スマートフォン向けゲームの開発が中心となる。

2013年7月1日にドロップウェーブと共同出資でゲーム開発会社「フロンティアウェーブ」を設立し[5]、ゲーム部門を移管したことでアジェンダとしては撤退した。なお、このフロンティアウェーブは翌年Xio(ドロップウェーブから改称)に吸収合併されている[6]

代表作[編集]

『キャロムショット』シリーズ(1997、1998年 発売元:アジェンダ)をベースにしたSIMPLEシリーズ
Wi-Fi対応世界のだれでもアソビ大全(2007年 ニンテンドーDS、発売元:任天堂)として再発売
  • スライドアドベンチャー マグキッド(2007年 ニンテンドーDS、発売元:任天堂)
  • たたいて!「モグポン」(2008年 Wiiウェア
  • はじいて!「ブロックラッシュ」(2009年 Wiiウェア)
  • みんなでとびこめ!ペンギンダイビング「フーパールーパー」(2009年 Wiiウェア)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 株式会社アジェンダ 第33期決算公告
  2. ^ 株式会社アジェンダの株式追加取得に関するお知らせ”. 2021年3月14日閲覧。
  3. ^ argent: よくある質問” (2006年1月28日). 2018年9月19日閲覧。
  4. ^ agenda-game.com” (2011年9月9日). 2018年9月19日閲覧。
  5. ^ ゲーム開発会社「株式会社フロンティアウェーブ」設立に関するお知らせ - ニュースリリース | 株式会社アジェンダ”. www.agenda.co.jp. 2018年9月19日閲覧。
  6. ^ Xio(旧DropWave)、ゲーム開発子会社フロンティアウェーブを吸収合併 | Social Game Info”. Social Game Info. 2018年9月19日閲覧。
  7. ^ パズルのピースが動画になっている『オリビアのミステリー』風の絵合わせパズルゲーム。2018年の書籍には「地味な内容に反してタイトルは子供っぽく勢いのあるものとなっている」という趣旨の評価がある。
    株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p85

外部リンク[編集]