アゴヒゲオマキザル

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アゴヒゲオマキザル
アゴヒゲオマキザル
アゴヒゲオマキザル Cebus xanthosternos
保全状況評価
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primates
: オマキザル科 Cebidae
亜科 : オマキザル亜科 Cebinae
: オマキザル属 Cebus
: アゴヒゲオマキザル
C. xanthosternos
学名
Cebus xanthosternos
Wied-Neuwied, 1826
和名
アゴヒゲオマキザル

アゴヒゲオマキザル(顎髭尾巻猿、Cebus xanthosternos)は、動物界脊索動物門哺乳綱サル目(霊長目)オマキザル科オマキザル属に分類されるサル。

分布[編集]

ブラジルバイーア州セルジッペ州ミナスジェライス州[1]

形態[編集]

体長35-48cm。尾長42.5-46.5cm。体重2.5-3.5kg。頭頂部の体毛は房状にならないものの、両脇の筋肉が盛りあがり瘤が2つあるように見える。背面は黄褐色、腹面や肩から前腕部はオレンジ色(胸部は黄色)、四肢や尾の先端は黒い体毛で覆われる。種小名xanthosternosは「黄色い胸の」の意。顔を覆う体毛は白く、顔の周囲の体毛は黒い。

幼獣は頭頂部の筋肉が盛りあがらない。

生態[編集]

海岸に面した森林に生息する。10-20頭からなる群れを形成し、生活する。約1平方キロメートルの行動圏を持つ。

食性は雑食で、果実種子、木の若葉、樹皮、樹液、キノコ、昆虫類爬虫類鳥類の卵や雛、小型哺乳類などを食べる。

繁殖形態は胎生。隔年で1回に1頭の幼獣を産む。

乾燥林に生息するいくつかの個体群では、石の上にナッツを載せ、別の石でそれを割るという道具使用をおこなう[2]

人間との関係[編集]

開発による生息地の破壊などにより生息数は激減している。

脚注[編集]

  1. ^ Rylands, Kierulff & Mittermeier 2005; Kierullff, M. C. M.; Santos, G. R.; Canale, G. R.; Guidorizzi, C. E.; Cassano, C. R.; Golveia, O. S.; Gatto, C. A. F. R. (2005), “Current conservation status of the yellow-breasted capuchin monkey (Cebus xanthosternos)”, Annual Meeting of the Society for Conservation Biology, Brazília, Brazil, p. 108, http://www.conbio.org/activities/meetings/2005/pdf/abstract.pdf , cited by Canale et al. 2009.
  2. ^ Canale et al. 2009.

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]