アゴスティーノ・ランツィッロ

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アゴスティーノ・ランツィッロAgostino Lanzillo1886年1952年)は、ジョルジュ・ソレルに師事した革命的サンディカリスムの活動家であり、のちにベニート・ムッソリーニを中心とするファシズムの運動に加わった。南イタリアの出身。

永久戦争を唱えた師のソレルに影響を受けたランツィッロは、著書『社会主義の敗北(La disfatta del socialismo)』の中で、戦争(第一次世界大戦)を反資本主義的な革命と結びつける見解を示した。ランツィッロはいわば「塹壕共同体」としての戦争経験者を主体とした「(戦争の継続としての)革命」を志向した。『ポーポロ』紙の編集員であったランツィッロは、こうした見地から同紙の副題を「社会主義日刊紙」から「戦士と生産者の日刊紙」と変えた。

ランツィッロはジョルジュ・ソレルに師事したが、ソレルはプロレタリアート中心の視点を放棄しなかったという点で思想的相違が見られる。