アカハラキツネザル

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アカハラキツネザル
アカハラキツネザル
アカハラキツネザル Eulemur rubriventer
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primates
: キツネザル科 Lemuridae
亜科 : キツネザル亜科 Lemurinae
: Eulemur
: アカハラキツネザル
E. rubriventer
学名
Eulemur rubriventer
(I. Geoffroy, 1850)
和名
アカハラキツネザル
英名
Red-bellied lemur
Eulemur rubriventer range map.svg
生息域

アカハラキツネザル(赤腹狐猿、Eulemur rubriventer)は、動物界脊索動物門哺乳綱サル目(霊長目)キツネザル科に分類されるサル。

分布[編集]

マダガスカル東部固有種

形態[編集]

体長35-42cm。尾長43-54cm。体重1.6-2.4kg。背面は赤褐色、尾は黒く長い体毛で密に被われる。

オスは腹面が赤褐色の体毛で被われ、眼下部に体毛が無く白い皮膚が露出する。メスは腹面が淡黄色の体毛で被われ、眼下部では白い皮膚があまり露出しない。

生態[編集]

熱帯雨林に生息する。樹上棲で、主に樹冠部に生息する。2-6頭からなる家族群を形成して生活するが、大規模な群れを形成して生活することもある。10-20ヘクタールの範囲内を、地位の高いメスに先導され1日あたり400-500mの距離を移動しながら生活する。オスの縄張りの中に複数のメスの縄張りが含まれることもある。昼夜を問わずに活動する。

食性は雑食で、植物の葉、花、果実、キノコ、昆虫多足類などを食べる。

繁殖形態は胎生。9-10月に1回に1頭の幼獣を産む。出産直後はメスが幼獣を腹部にしがみつかせて運ぶが、成長に伴いオスが背中にしがみつかせて運ぶ。

人間との関係[編集]

開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科3 霊長類』、平凡社1986年、30頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社2001年、40、154頁。

外部リンク[編集]

  • CITES homepage
  • IUCN Red List - Home Page -
    • Andrainarivo, C., Andriaholinirina, V.N., Feistner, A., Felix, T., Ganzhorn, J., Garbutt, N., Golden, C., Konstant, B., Louis Jr., E., Meyers, D., Mittermeier, R.A., Perieras, A., Princee, F., Rabarivola, J.C., Rakotosamimanana, B., Rasamimanana, H., Ratsimbazafy, J., Raveloarinoro, G., Razafimanantsoa, A., Rumpler, Y., Schwitzer, C., Thalmann, U., Wilmé, L. & Wright, P. 2008. Eulemur rubriventer. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1.