アカシア (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アカシア
遊佐未森スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックJ-POP
レーベル エピックソニー
プロデュース 福岡知彦遊佐未森
チャート最高順位
遊佐未森 アルバム 年表
アルヒハレノヒ
1994年
アカシア
1996年
roka
1997年
『アカシア』収録のシングル
テンプレートを表示

アカシア』(acacia)は、遊佐未森の9枚目のオリジナルアルバム1996年1月21日エピックソニーから発売された。

なお「アカシア」という楽曲は、次に発売されたオリジナルアルバム『roka』に収録されている(シングル『ロカ』カップリング曲)。

概要[編集]

前作のオリジナルアルバム『アルヒハレノヒ』から1年半後に発売された。ジャケット写真は植田正治が担当し、鳥取砂丘で撮影された。

曲ごとにプロデュースを変え録音やミックスを行ったためか、メインプロデュースはソニー・ミュージックエンタテインメント所属(当時)の福岡知彦と遊佐未森、コ・プロデュースは外間隆史、Out to Lunch(角田敦冨田恵一)、デビッド・モーション(David Motion)としてクレジットされている。福岡智彦は「奥山六九」のペンネーム作詞も手掛ける。またくじら杉林恭雄歌詞を提供している。

たしかな偶然』が1995年5月21日に、『野生のチューリップ』が同年10月1日に、それぞれ先行シングルとして発売された、本アルバムでは別バージョンが収録されている。「野生のチューリップ」はスピッツのメジャーデビュー以前の持ち歌のカバーで、作詞・作曲は草野マサムネ

シングル『たしかな偶然』のカップリング曲は、1994年11月10日日本武道館コンサートから、アルバム『アルヒハレノヒ』収録曲の「Floria」をライブバージョンで収録。『野生のチューリップ』のカップリング曲は「夏のてのひら (Original Mix) 」を収録。1996年6月21日に発売されたシングル『生活のプリン』のカップリング曲として「虹を見ること (Pris Mix) 」が収録されている。

「アントワープへ」は、1994年11月10日の日本武道館コンサートを収録したビデオDVDALOHA MIMORITA LIVE SHOW at BUDOKAN Nov.10.1994』のエンディングとして別ミックスが使用されている。

収録曲[編集]

  1. 風が走る道(作詞:杉林恭雄 作曲:外間隆史 編曲:外間隆史・冨田恵一
  2. 虹を見ること(作詞:工藤順子 作曲:遊佐未森 編曲:デビッド・モーション)
    • シングル『生活のプリン』カップリング曲のアルバムバージョン。
  3. 野生のチューリップ(作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 編曲:デビッド・モーション)
  4. 海のように青い(作詞:工藤順子 作曲:外間隆史 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  5. 銀の砂金の星(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森 編曲:冨田恵一)
  6. アントワープへ(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森 編曲:遊佐未森)
  7. ピクルス(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森 編曲:野見祐二
  8. 天使のオルゴオル(作詞:杉林恭雄 作曲:外間隆史 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  9. 夏のてのひら(acacia mix)(作詞:杉林恭雄 作曲:遊佐未森 編曲:デビッド・モーション)
    • シングル『野生のチューリップ』カップリング曲のアルバムバージョン。
  10. 月の舟(作詞:遊佐未森 作曲:遊佐未森 編曲:遊佐未森)
  11. たしかな偶然(acacia mix)(作詞:奥山六九+遊佐未森 作曲:遊佐未森 編曲:Out to Lunch)
    • シングル『たしかな偶然』タイトル曲のアルバムバージョン。

主な参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]