アカガタミドリインコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アカガタミドリインコ
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svgワシントン条約附属書II
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科 Psittacidae
: Aratinga
: アカガタミドリインコ
A. chloroptera
学名
Aratinga chloroptera
(Souance, 1856)
和名
アカガタミドリインコ
英名
Hispaniolan conure
Hispaniolan parakeet
San Domingo conure

アカガタミドリインコAratinga chloroptera)は、動物界脊索動物門鳥綱オウム目インコ科に分類される鳥類。

分布[編集]

アメリカ合衆国プエルトリコ)、ドミニカ共和国ハイチ[1]

絶滅した分布域[編集]

  • A. c. maugai アカシタバネミドリ

アメリカ合衆国(モナ島[1]

形態[編集]

全長32cm。[1]全身は緑色の羽毛で被われる。[1]頭部に赤い羽毛が混じる個体もいる。[1]尾羽上面の色彩は暗褐色、尾羽下面の色彩は灰褐色。[1]小雨覆外側や人間でいう手首(翼角)を被う羽毛、翼下面の色彩は赤い。[1]風切羽下面の色彩は黄褐色。[1]

眼の周囲が羽毛が無く、白い皮膚が露出する。[1]虹彩は淡黄褐色。[1]嘴の色彩は黄白色。[1]後肢の色彩は灰褐色。[1]

分類[編集]

  • Aratinga chloroptera chloroptera (Souance, 1856)

絶滅亜種[編集]

  • Aratinga chloroptera maugai  アカシタバネミドリ

生態[編集]

主に標高3,000m以下にある主にマツからなる森林に生息するが、様々な環境に生息する。[1]ペアもしくは小規模な群れを形成し生活するが、小規模な群れが集まり100羽に達する大規模な群れを形成することもある。[1]

食性は植物食で、蕾、果実種子などを食べる。[1]

繁殖形態は卵生。シロアリの蟻塚や樹洞を巣にする。[1]飼育下では1回に3-7個の卵を産んだ例がある。[1]

人間との関係[編集]

トウモロコシなどを食害する[1]害鳥とみなされることもある。

開発や採掘による生息地の破壊、害鳥としての駆除、ペット用の狩猟などにより生息数は激減している。[1]ドミニカ共和国では法的に保護の対象とされているが、密猟や密輸がされることもある。[1]亜種アカシタバネミドリは19世紀後半のグアノ採掘により絶滅した。[1]プエルトリコでは19世紀後半に絶滅したが、再導入された。[1]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、78、203頁。

外部リンク[編集]