アカイシサンショウウオ

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アカイシサンショウウオ
保全状況評価
DATA DEFICIENT (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 有尾目 Urodela
亜目 : サンショウウオ亜目
Cryptobranchoidea
: サンショウウオ科 Hynobiidae
: サンショウウオ属 Hynobius
: アカイシサンショウウオ
H. katoi
学名
Hynobius katoi
Matsui, Kokuryo, Misawa et Nishikawa, 2004
和名
アカイシサンショウウオ

アカイシサンショウウオ(学名:Hynobius katoi)は、有尾目サンショウウオ科に分類される有尾類。

分布[編集]

静岡県長野県赤石山脈南部)

形態[編集]

体長約10cm。 形態的には、ヒダサンショウウオに似るが、紫褐色の背面に黄色の斑紋を持たない。また、鋤骨歯列が深いV字型をなす。

生態[編集]

渓流の石の下などで産卵する。渓流で産卵する種は、本種のほかにオオダイガハラサンショウウオベッコウサンショウウオがいる。生態には未知の部分が多く、産卵場所も未だに発見されていない。

発見の経緯[編集]

この種は2004年に新種記載されたものである。それ以前から知られてはいたが、ヒダサンショウウオの無斑形と見なされていた。生息地では、ヒダサンショウウオもほぼ同所的に生息しており、他にハコネサンショウウオも生息する。

人間との関係[編集]

森林伐採や林道建設によって絶滅の危機にさらされている。また、静岡県では生息地付近に計画されている風力発電所の建設工事による影響が懸念されている。

保全状況評価[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 川上洋一著『絶滅危惧種の動物事典』、東京堂出版、2008年
  • 北野聡・四方圭一郎、「飯田市遠山川流域におけるアカイシサンショウウオの記録」、(2009)、長野県環境保全研究所報告、5:1113-115。