アウトビアンキ・ビアンキーナ

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ビアンキーナ

ビアンキーナBianchina )とは、イタリアアウトビアンキが製造・販売していた小型自動車のこと。

概要[編集]

ビアンキの自動車部門が第二次世界大戦後経営不振に陥り、フィアットピレリの資金援助で、ビアンキから独立して「アウトビアンキ」となってから初めて生産された自動車である。

2代目フィアット・500をベースに開発され、エンジン・シャーシなどはそのまま500のものを使用し、駆動方式もRRとしている。しかし、内装・外装はメッキパーツを使用したりなど500よりグレードアップされており、その分価格も500より若干高かった。

ビアンキーナにはさまざまなバリエーションが存在する。一番初めに生産されたのが、1957年から発売されたトラスフォルマビレと呼ばれるタイプで、これは巻き上げ式のトップを持ったオープンモデルである。最終的にカブリオレセダンパノラミカライトバンといったモデルが発売された。1970年~1977年までのモデルは特別に「ジャルディニエラ」といい、ワゴンとバンの2種類のみだった。

各モデルの生産期間は以下の通り。

カブリオレ
  • トラスフォルマビレ
シリーズ1:1957年~1958年
シリーズ2:1959年~1960年
シリーズ3:1961年~1962年
スペシャル:1959年~1962年
  • カブリオレ
シリーズ1:1960年
シリーズ2D:1961年~1964年
シリーズ3F:1965年~1969年
トラスフォルマビレ
  • セダン
4ドアD:1962年~1965年
4ドアF:1965年~1969年
スペシャルD:1962年~1964年
スペシャルF:1965年~1969年
  • パノラミカ
D:1960年~1964年
F:1965年~1969年
サンルーフ:1960年~1969年
  • バン
ロールーフ:1965年~1970年
トールルーフ:1970年~1977年
  • ジャルディニエラ
ワゴン:1970年~1977年
バン:1970年~1977年

1957年~1970年までの総生産台数(ジャルディニエラを除く)は約275,000台。

関連項目[編集]